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自己紹介

アリマカナコ
作家兼自身のパトロン(会社員)。文章・フィクション・ノンフィクション を書きます。
1991年生まれ。東京都在住。熊本県熊本市出身。
大学時代は、戯曲を主に執筆。
現在は戯曲の他、小説、エッセイ、ブログを執筆し、ネット上での発表やイベントでの出展等で勢力的に活動。
自身のコンセプトカフェ訪問での出来事や心情をまとめた「メイドカフェご帰宅日記」(2015年)が100部を完売。他著書多数。
趣味は、一度も行ったことのない場所へ行くこと。飲食店で頼んだことのないメニューをオーダーすること。


連絡先
arima.oremeru@gmail.com

やってること
・イベント出展(文学フリマコミティア、自主企画、etc)
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・noteブログも更新中。
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配信内容はその時々によりけりですが、ゆるーく雑談、たまに各種更新通知&イベント出展紹介等々。

ぺこりゅうちぇるがゲストの徹子の部屋を見たはなし。

小学生の頃、私はすごいイチローの伝記的な本を読んで勇気づけられ私もがんばろう!とか励みにしていたんだけど、なんか知り合いだか知り合いじゃないんだか、みたいなおっさんにイチローの本持ってるところ見られて

イチロー、イケメンだからね」

と言われて嫌な気持ちになったのをおもいだした。

私が男の子だったら、

イチローみたいになりたいんだね」

とストレートに受け止めてもらえたのだろうけど、なんでそんな私が女というだけでそんな性愛みたいな話に持っていかれるんだろうと息苦しく感じた。

雑な色分けで黒く塗り潰された日。

 

と、書いたところでぺこりゅうちぇるがゲストの徹子の部屋がはじまった。

無国籍なかんじのゲストに優しい番組だとおもう。徹子の部屋

芸人のひとがゲストの時がぎくしゃくする時はたぶん、芸人のひとがあまりにも徹子さんにお笑いやバラエティや芸人社会の文脈を徹子さんに強制しようとする時なんだとおもう。

 

ぺこりゅうちぇるの徹子の部屋は、よかった。

世界に対して自分ができることは常に、自分ひとり分の何かだなあとおもって。

自分が自分で在り続けること。

好きなものを好きだということ。

欲しいものは手に入れようとすること。

いらないものを自分の身に近づけないこと。

説明することを惜しまないこと。

 

りゅうちぇるの、説明することを惜しまず、そしてそれをできるだけにポップに明るく可愛く伝えようとする姿はすごく格好よかった。

言わなくてもわかってよ!なんて、多様性の世界を望むのであればなおのことそんなの甘えだよね。

そう言葉にしているわけではないけれど、りゅうちぇるの姿はそれを言外に強く語っていた。

 

給仕と給餌の違いさえわからなくなってしまったのなら

給仕と給餌の違いが分からなくなってきたら、その店の経営者は経営を見直すべきだろうし、社員やバイトはその店を辞めた方がいい、と割と本気で思う。他人事だからそう言えるだけでしょうと言われたらそうですねとしか言えないけど。

「仕事だから」

と言ったらそうなんだけど、仕事なんだったら仕事なんだからこそ、ほんとに誰のためにもならないことはしたくない。

前、会社で電話取った時に、なんか消防署を偽って配電盤を見せろ?みたいな詐欺だか勧誘だかの電話がかかってきて、これ絶対この電話オペレーターやってる人、無意味しか感じない仕事なのでは…とおもった。

なんか、末端の人間が全くもって無意味で虚しい仕事させられた時点でその事業はもう終わってるんだとおもう。どんな業種でも。仮に適法だったとしても。

 

多忙すぎるコンビニやチェーンの飲食店、なんかもう在り方自体に限界が近づいてる気がしてならない。

そこで働いている人が自分の心を殺しながらただ自分が生きている時間を削ってはお金に変えて、客が人間だということも忘れてしまうような場所に未来があるとは思えない。

 

 

Driver's Highは逃走のアンセム

逃げ癖

とかいう言葉にはじまり、とかく逃げることは美徳じゃないみたいに扱われるけど、

逃走ほどどきどきして楽しいことないのに、なんでそんな恥ずべきことみたいに扱われるのかよくわかんない。どこで逃げるかのセンスの問題はあるかもしれないけど。

最後にとっておきの逃走を残しておいてあるから毎日生きて行ける。

逃走中毒、癖になるほど好き、的な意味では私は逃げ癖、というか逃走癖があるのかも。

なんだかんだ引っ越しも好きだし転校も卒業も好きだ。夜逃げも最高。今まで5回引っ越しをした。ほんとは三か月に1回くらい引っ越ししたい。

逃走の美学があるから、ここぞという時に逃げ出したいから、今日は逃げずにいられるね。

 

ラルクのDriver's Highは逃走のアンセム

www.youtube.com

 

 

 

トランプを勝たせたのは、たぶんああいうおっさん達

帰路。乗り換え時間1分の駅でエスカレーターを降りていたら、右側を足の悪そうなひとが歩いていて詰まってしまった。

後ろのおじさんが舌打ちすると、その人は左に避けた。

それでも間に合わず、おじさんは「くそっ」と悪態をついていた。

 

その気分の悪い状況を考えた。

たかだか5分10分の違いでガタガタ抜かすなよ、おっさん

の一言で済む話ではある。

あの足が悪い人に対して、足が悪いならエレベーターを使うか左側に止まって乗りなよ、

と言いたくなる人もいるだろう。

 

なんかでも私はいつもこういう話になった時、その場にいた人間いずれかの自己責任論だけに議論が終始しがちなのがどうにも気持ち悪い。

じゃあ乗り換え時間1分しか設定されてないダイヤはそれでほんとに適正なのかとか、長時間労働で毎日満員電車で定刻厳守が当たり前で常に急がなきゃいけないような気がしてしまう風土が全然健全じゃないから心がすさむんだろうし、そもそもエスカレーターって両側立ち止まって乗らなきゃいけない乗り物ってことになっているのに、それは全く守られておらず、むしろ右側に立ち止まって乗る人は非常識な人間扱いされる矛盾とか。

色々、言及しなきゃいけないことが本当はたくさんある。

 

仕組みが誰かに理不尽な思いをさせているなら、どう考えても仕組みを変えなきゃ同じことが起こり続ける。そのおかしな仕組みの中にいる「誰か」の気の持ちようの問題だけじゃ事はすまなくないか。満員電車も、新卒採用の仕組みも、色んなことにそう思う。

その場の施政者的な立場の人からすれば、その場に居合わせた者同士で適当にいがみあってくれるのはラッキーで、自分達に矛先が向かない限り自分達は何も不利益が起こらないし何もしなくていいから。

怒りを向けるべき矛先を間違えちゃいけないとおもった。綺麗ごとじゃなく、そういう理由で市民同士はただ助け合った方がいいんだろうとおもった。

お屋敷ご帰宅記

土曜日の夕方。担当はまたもや平山さんだった。よくお会いしますね。

オーダーを取るやいなや、

「ちょっと別の執務で呼ばれてしまって…。お見送りの頃には戻れると思います。」

使用者は、労働者に対して、労働時間が6時間を超え8時間以内の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与える義務を負っています

http://www.jil.go.jp/rodoqa/01_jikan/01-Q07.html

労働基準法順守は大事。そして午前中からお昼も取らずに夕方この時間まで働いてたってことなのかな…。

代わりの担当は古谷さんだった。割とばたばたしてそうな雰囲気なのに隙の無い完璧なお給仕だった。紅茶の継ぎ足しのタイミングとか、様子見に来るタイミングが絶妙…。他のフットマンにお世話になることもなく、かつ一度もベルを鳴らす必要がなかった。

 

オーダーしたのはキングリアでサラダ、ビーフシチュー、デザート、飲み物のセット。あとパン。

まずパンがめちゃ美味しい。サンドイッチも美味しいし、スワロはもっとパンを推していってもいいのではぐらいだった。ビーフシチューはごろっとしたお肉が入ってるのかなあと思っていたら薄切りの牛ほほ肉が一杯入ってて柔らかく、美味しかった…。また食べたい。

紅茶はフォンディエ。中国紅茶キームンの春摘み茶葉とのこと。

燻製香というみたいなのですが、風味が完全に藁でした。飲むたびに、藁。農場。サラダを食べていると、完全に牛とかがいる農園の風景が思い浮かびました。でも癖が強いお茶だけど、食事と合うし何より食後のプリンと合うお茶だった。

デザートは、平山さんは「カスタードのジュレ」とおっしゃっていた気がするんだけど、出てきたのは完全にプリンだった。カスタードのジュレ=プリンだったのか、単なる間違いなのか、真相は闇の中…。

でも美味しかった。かなり甘いプリンなんだけど、また食べたくなる美味しさ。あれは蜂蜜の甘さかな??紅茶が合う…。ビターなカラメルがあんまり好きじゃないので、カラメルが入ってないのが個人的に推せるポイント。

 

お見送り間際に平山さんが帰って来た。おかえりなさいー。

ほどなくして、お見送り。お名前を失念してしまったのですが、初めてご担当いただく執事の方(乾さんだっけ…?違ったかも)にエスコートいただきました。

「お食事をしっかり召し上がっていただきましたね。次のスケジュールは乗馬でございます。寒いですから室内乗馬場で、東京ドームほどの狭さになってしまいますが…」

容姿に説得力がとてもある方だったので、一瞬ほんとに「そうか…次は乗馬なのか…」と思ってしまった。なんかそういえば執事フットマン共に、ここまでコンセプトバリバリのトークされたことなかった気がするので妙に新鮮に感じた。

 

ギフショでこの日買ったのは、ミルクティーのマドレーヌとチョコレートのマドレーヌ!どっちも普通においしかった!ミルクティーのマドレーヌは完全に午後ティーの味。

これでマドレーヌ全種食べたことになるけど、チョコとプレーンが一番好きだなあ。

 

 

Swallowtail Bar『Blue Moon』

久々に池袋でグーグルマップを開いた。

スーパーポテトの下にまさか予約制のバーがあるとは…。

池袋の執事喫茶Swallowtailの別館というコンセプトのBar『Blue Moon』。

上着を預けて、席に着き、開店時間になると時任執事のご挨拶。

固定の料金を払うと、メニューから三杯好きなお酒とが飲める。あと少しおつまみ(アミューズ)がつく。

本館同様、バーテンダーのシフトは非公開。ただ、その4人のヒント?特徴?みたいなツイートが公式から流れることも。

最初にお会計を済ませ、4杯以上飲んだ人は退店時に超過分を支払うシステム。

時任さんはドアマンしてるとこしか見たことなかったから普通にお話しされるとあんな感じなんだ…。

 

アミューズ、パンについてるチーズがすごく美味しかった…。塩気が強くて白くて、バターのように濃厚で…。

最初の一杯は緑川さんに作っていただいた。まだ見習い中の身で作れないお酒もあるとのことだった。アマレットジンジャーを作ってもらった。まだまだ初々しさがありつつも綺麗な敬語がどのタイミングでも崩れず、物腰の優しいかんじのひとだった。丁寧に慎重に作ってもらったアマレットジンジャーも、そんな味がした。

 

二杯目と三杯目を大河内さんに作ってもらった。すごい、作る手つきがプロだった…。お酒の説明も流暢で。

大河内さんとは、私がメニューの上から順番に頼みたくなってしまう性質があるってところから、

「ではお屋敷の紅茶も…?」

「あっばれますね、そうです、上から順番に飲んでます。」

「お屋敷のメニュー、入れ替わりが激しいから順番にって割と難しくございませんか?」

「それでも今ピュアティー大体全部飲み切りそうなところで…。ただどれも美味しいんですけど、違いがわからないんですよね。」

「それだけ熱心だと一周する頃にはわかるようになりますよ。」

「もしかしたら美味しいけど違いがわからないっていう今が一番しあわせな時期な気もしてます。わかるともうそこからはずっとわかり続けちゃうじゃないですか。ちょっとした美味しい美味しくないの違いが。」

「でも慣れてからもその初心があればずっと楽しめますよきっと。」

という話をした。

後から思えば、これは紅茶に限らずヲタクするってこととか趣味とか全般の真髄についての話をしていたのかもしれない…

 

大河内さんの作ってくだすったクラシックワインクーラーとスプリングホッパーがほんとにほんとにすっっっごく美味しくて!!

クラシックワインクーラーは、グラスに風味付けした後、ぶどうジュースとちょっと変わったワインとシュガーシロップを入れてて作ってたんだけど、なんていうか、この素材から想像される味よりずっと美味しくてびっくりした…。質のいいものを使って腕がある人が作るとこんなに美味しい飲み物なんだカクテルって!!

料理とかもそうかもしれないけど、本当に美味しいカクテルってまったく味に既視感がなくて市販品や他店での再現性も全く感じないんだね。

 

最後の三杯目も大河内さんが作ってくださった。スプリングホッパー。「これは試作したらめちゃくちゃ美味しかったのでおすすめです!!ラストの一杯にもぴったりです!」と大河内さんも一押し。

元々はノンアルのレシピなのだそう。しかしアルコールにもできるということでそちらで頼むことに。

白あんと生クリームをベースにいくつかのノンアルの飲料と、ブラックチェリーのリキュールのようなものを入れていました。

まず白あんと生クリームというのが飲んだことがないのでおそるおそる飲んでみたのですが、えっほんとにおいしい!!また飲みたい!!となった。

なんていうか濃厚なんだけど決して喉に焼けるような甘さじゃなくて優しい甘さで、甘酒のようでもありでも洋風な風合いもあって、お酒のほのかな風合いがまた味の良さを引き立てていて…美味しかった…。

 

なぜかどこからかおもむろにどこからか取り出した味噌を抱える水瀬さんを見て「えっBarに味噌がある???」とぎょっとしていると、謎の微笑みをたたえた会釈をされました。

 

お値段なだけあったよ、Blue Moon…。お酒についてももっと知りたいし、こういう場で私のような人間はどういう居方をするのがベストなのかっていうのも未知でもうちょっと探ってみたいし、また近いうちに行きたいです。