NHK ETV特集 「神聖かまってちゃん」

神聖かまってちゃんのボーカル「の子」のNHKでのドキュメンタリーの動画をこないだ見た。

NHKが作り上げたいドキュメンタリーのストーリーと、リアルのの子の間にすごくズレがあるような気がしてそれがちょっと気持ち悪かった。

ナレーターが語る言葉はあたかもその言葉がの子の気持ちであるかのように伝えていたけれど、それはたぶんテレビ局側の一方的な解釈なんだろうと思うと萎えてしまった。


でもすごく印象に残ったシーンがある。
の子がNHKの取材の仕方が自分の想定と違っていて、その不満をマネージャーの剱さんにぶつける所。(しかしもうこういう説明の言葉でさえ実際ととても遠くに感じる。)
彼の音楽の根源を垣間見た気がします。

「俺だって一応全部罪悪感感じてるんですよ。NHKさんにだってしわよせあるし。誰も感じてねえだろ?罪悪感なんて。俺が全部抱えてるんだよ!」


なだめる剱さんとの子がまるで親と子どものようだった。

の子の激昂の仕方がとてつもなく子どもで、身勝手な言葉。幼い。
大人が見たら失笑するぐらい。
でもどうしても笑い飛ばせなかった。
本当は誰もがいつまでもああいう感情を抱えてるんじゃないだろうか。
誰かに対する理不尽な怒り。



こういうドキュメンタリーを作る人は、もっと映像の力や視聴者を信じて欲しいと思った。
無理にわかりやすくするために余計な言葉なんていらないと思う。