アキチャンブリケVol.1

下北沢BASEMENT BARへ。

鹿児島に住んでた頃も何度かライブイベント見に足を運んだことがあるけど、なんとなくどれも良い思い出がない。
鹿児島のライブハウスってパンピー帰れ的な空気感じる…。たぶん被害妄想なんだろうけど…。

だから私にはライブハウス=なんかイケイケな人達がたくさん居る怖い所
という刷りこみがなされていたわけです。


入った時にはもうはじまっていて、最初が「どついたるねん」っていうバンド、これが、なんか、すごくてなんかもう私はこの時点で半分怖気着いて
「え・・・これが東京のミュージックシーンのスタンダードなの?今日ずっとこんな感じのバンドが続くの?」
というたぶん誤った認識を植え付けられる。
なんだろう…説明するのは難しいのですが、一言で言うなら、なんか、すごい。
ボーカルの人がモップでステージを掃除した後、モップをへし折ったり、メンバー全員が狭いステージ上を縦横無尽に転がったりしてました。
なんとなく演劇っぽいと思った。どこがどう、というのは説明しづらいですけど…。
しょっぱなから怖かったけど面白かったです…。


「どついたるねん」の最後の方で、私の右隣にイケイケな感じのイケメンが居るのが視線のはじに見えて
「ほらやっぱりライブハウスって…。」
と怯える。でもあとから正視した時、どっかで見たことあるイケメンだな。イケメンにしては感じが良いな(偏見)と思ったら、太平洋不知火楽団のベースの大内さんでした。
なんか大内さんの笑顔は安心感がありますよね…。
ステージ降りるとみなさん全然印象が違っていて、一瞬誰だかわからないことがままあります。大内さんは太平洋の映像見ても終始髪を振り乱して演奏し続けていらっしゃるから、こないだのライブ見るまで全く顔がわかりませんでした。



そして怖気着いてさっそく下手後方の壁の花になる。

場転。
今日私は太平洋不知火楽団というバンドを目当てに来たのですが、その太平洋不知火楽団をしるきっかけが竹内さんという方のmixi日記だったのです。
それでその場転の間竹内さんによる「霊能力者パフォーマンス」が下手側客席で開催。こう、SEを駆使したものなんですよね。色んな芸能人の喋ってる音声を素材として集めて、それを組み合わせたもの…と言って伝わるでしょうか。
説明するより見てもらった方が早いと思うので、どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=2T104po2CLA&feature=channel_video_title


そしてヒサシthe KID(THE BEACHES)
ギター一本で弾き語り。
しっとりと落ち着いた感じで、照明のミラーボールがぴったりだった。
「あっ『どついたるねん』みたいなバンドを集めたイベントってわけじゃないのか今日は…。」
と心底ほっとしました…。

そうそう、この日は照明もすごく素敵だった!
イベントによっては「とりあえず全色ちらちら点灯させとけばいいだろ!」みたいな照明の使い方してるライブとかも見たことあったから、ちゃんとバンドや楽曲のイメージに合わせて照明プラン組んでるんだーって。
やっぱ照明良いとよりテンション上がりますよね。

太平洋不知火楽団ボーカルの笹口さんがこの時私の前方に立ってらしたのですが、思いのほか小柄な方でびっくりしました。
ステージでは大きく感じたので。
それから、実年齢よりすごくお若く見えました。


お次の場転担当は「お米」
なんだろう、民族調?というかすごい親しみやすいメロディーだし、笑顔もふんわりしてるし、
始終アルファー波が出てました。ほっとする感じ。
「お米」も竹内さんも、この後もう一回ずつ場転パフォーマンスを担当されてました。
最後まで飽きずにイベントを楽しめるから、ああいう風に場転の間もパフォーマンスがあるのはすごく良いなあと思いました。


そして「BiS-新生アイドル研究会-」
このイベントのフライヤーを見た時から気になっていて、今日実は一番気になるグループでした。
そう、いわゆる地下アイドルですよね。

今日それまで
「今日無駄に歩き通したし立ってるのしんどい…テンションあがんない…背骨痛い…。」とか思っていましたが、彼女達が登場した途端、テンション限界突破、アドレナリン大放出、ドルヲタの血が騒いで、一番後ろの壁際から最前へつかつかと吸い寄せられるように駆けより、突然湧いたドルヲタ集団の群れに混ざり、全力のケチャ、全力の即席振りコピ、全力ジャンプ、全力mixでもう精一杯楽しみました。

私はゆふちゃん推し(*´∀`)

ユケちゃんかルイちゃんが、ヲタのひとりにペットボトルの水ぶっかけてた!
超ロック!!
アイドルはロックや!!

いやーこれはまじで高まった!
私地下アイドルの楽しさに目覚めてしまったかもしれん。
と思うくらい、BiSはやばかった。
来月20日リキッドで単独ライブあるらしいから行こうかなと画策中。
いやほんっとBiSやっばい楽しかった!ほんっと楽しかった!
あの距離感の近さはんっぱない!楽しい!


キングヌラリヒョン
ドラムがずどん、ずどん、ってなんかすごかったすごい身体の内側を貫くように響く感じがした。
ベースの人の演奏前との豹変っぷりがすごかった。
演奏後に泣いてるお客さんが居て、どうしたんだろうと思ったら、今月一杯で活動休止だったそう。


太平洋不知火楽団
正直始まるまでは、「あっごめん太平洋目当てで来たのに帰りにはBiSに推し変してそうだわHAHAHA」
とか思ってたけど、あのBiSで上がりきった私のボルテージをさらに上げてくれました。

「こんにちは。ももクロです。」
とやたら可愛い声を出して挨拶をする笹口さん。
完全にBiSの影響受けまくってる!
そして客にヲタ芸を打てみたいな振りを…。


一曲目を聞いた時、何故か海の波みたいだなあと思った。熊本の海。鹿児島じゃなくて、熊本の海。
それで、ああ、やっぱり私の故郷は熊本なんだなーと思ってじんとした。

なんかそれはすごい個人的なことなんだけど、そういう個人的な何かを想起させる音楽ってとてもその人にとって大切な音楽だと思う。


それから、Dancing Hell。これは、もう本当に衝動的に身体が動く。怒りでも楽しいでもないよくわからない感情が昂ぶる。跳ぶ。跳ぶ。


「はい、アンコールありがとうございます。」
誰もまだアンコールをしていない、というかメンバー誰も退場してないのにラスト曲が終わった瞬間アンコールをはじめる笹口さん。
裏切らないなあ…。

アンコール(?)では、今日のイベント「アキチャンブリケvol.1」の主催のアキさんが登壇してご挨拶。そして太平洋不知火楽団と夏町を一緒に歌うことに。
すごいこの夏町がまたよかった。
なんかすっごく楽しい文化祭の締めくくりって感じがした。


なんだろ、芸祭の時は「叩きつけてやる!」
って感じがしたけど、アキさんのためっていうのがあったせいか、客席とステージの近さのせいか(あるいはBiSに影響受けまくった今日の笹口さんのMCのせいか!)なんか今日のライブは暖かさがあった気がした。


太平洋目当てで来たけど、イベント自体がすごく素敵で、楽しくて。出演陣もバラエティに富んでるし、お客さんの雰囲気も良かったし。場転の間も楽しめたし!それは主催のアキさんのお人柄とお力じゃないのかなーって思いました。
容姿もとっても可愛い方だった!

というわけで、財布を忘れてボーマスに行けなかったのが帳消しになるぐらい楽しかったです。土曜日。


帰り際に、竹内さんと笹口さんにご挨拶して帰ってきました。

笹口さんには、芸祭で見てもう一度見たいと思って来たこと、今日見てやっぱりすごく素敵だなあと思ったこと、をお伝えしました。(たぶんそんなことを口走った気がする。)
あと在学時の太平洋の3人の所属学科とかも聞いてみたり。

そして、そもそもこのイベントに来た理由の太平洋不知火楽団を知るきっかけが竹内さんだったので、その感謝の気持ちをお伝えしました。

初対面の人やあまり存じ上げない人とお話していると、緊張なのかなんなのかわからないのですが、知ってる人と話してる時より相手の方の声がよく聞き取れなくなるので(しかも耳が大音量に晒された後だし…)なんか素っ頓狂なことを言ってないかがいつも不安になります。
でも話しの大要は理解できてるはずだし、理解してもらえてるはず…。うん。


竹内さんがこの日撮影された太平洋不知火楽団の映像はこちら。太平洋も格好いいし、撮り方もすごく格好いいです。一番最初竹内さんの映像を見た時、ワンカットなんだって気づかなかったです…。
http://www.youtube.com/watch?v=w-2JgplVSp4

何気に私がちょいちょい見切れてますです。








帰宅してから、電気を消して暗くて静かな部屋で布団にもぐり込むと、鼓膜にDancing Hellの熱量と音が残っていて、耳がじん、とした。