冬物語 /シェイクスピア

やっぱりシェイクスピアを活字で読むのは苦手…と思いつつ、なんとか読了しました。
ハーマイオニーの凛とした強さはとても魅力的です。

巻末の解説を読んだら、上演当時「三一致じゃない」「『時』がコーラスで出てくるのはおかしい!」などと専門家に叩かれていたのだそう。

でも、ハーマイオニーの復活までの「十六年」という時は絶対必要!
あの話は十六年後にハーマイオニーが復活するからこそ、リオンティーズの悔恨の深さを感じることが出来てカタルシスが得られるから、あの話でもし三一致を適用させて2時間後に復活とかしたらえらい興ざめじゃないか…(それはそれである意味面白そうだけど)


あと、巻末解説やwiki見たら、ハーマイオニーは十六年間生きていた、ってなってるのに驚いた。
ハーマイオニーが復活する時のポーリーナの言葉をそのまま受け取れば確かに『ハーマイオニーは生きていた。』とするのが当然なんだろうけど、私はてっきり「ハーマイオニーの像が動き出す」っていう演劇の嘘を面白く演出するための台詞だと受け取っていた。

でもどっちにとらえても話としては成立するし、どっちにしろ不自然なとこは残るから、どっちでもいいのかな…?


会話が冗長で読むのに四苦八苦しましたが、ストーリーとしてはほんとこういう話は大好きです。悔恨と許し。
頑張って読んでよかったです