神聖かまってちゃんの子制作PV

最近改めて神聖かまってちゃんのPVを見直してみたのでちょっと感想を書いてみたいと思います。
PVはの子が彼のお父さんやmonoくんなんかと一緒に撮りにいって、全編彼が編集して作っているのだそう。


・23才の夏休み
イントロを聞くと、中学高校時代に学校を休んでしまった時の変な高揚感や解放感と、
「ああ、このまま明日も明後日もずーっと休んでたらどうなってしまうんだろう…。」
という絶望に似た感情の入り混ざった気持ちが一気に蘇ってきます。
PVで、海辺で大人(の子)がはしゃいでる様子を見るとなんだかとても切なくなります。
自由で絶望的で爽やかな曲だと思います。なんでこの曲は聴いてると切なくなるんでしょうね。

2:12のmonoくんの帽子をかぶるの表情がなかなかの名シーンだと思います。良い表情。

・22才の夏休み
23才の亜種って感じでしょうか。

映像がはじまると、夏の太陽を映しながら突然の子氏の独白がはじまります。
「この永遠に続くかのような夏の中で、僕は、取りあえず…踊った!」
はじまるの子氏によるゲッダン
「ゲッダンゲッダン…どうしてこうなった!どうしてこうなった!ゲッダン!ゲッ…あちぃ、あちぃ!もう…何をやってるんだ俺は。何が…何がしたいんだ…俺は」
そして曲へ。
なんか意味不明だしまぬけてるんだけど、切実に響く。
PVの作りは23才より好きかもです。
田んぼのあぜ道みたいなとこではしゃぐの子のシーンがあるんだけど、稲穂で地面が金色に染まってて、それと空も綺麗で色鮮やかなシーン。
全編通して映ってるの子は笑顔だったりはしゃぎまわってたりしてたのに、曲の最後の最後にか細い声で
「くそっくそっ…殺してやりたい」
という独白が入って終わる。

・友達なんていらない死ね
PVは一枚絵を色調変換させたり歪ませたりしてるだけなのにめちゃくちゃ狂気じみてる。
曲が割とポップだからその対比で余計に怖いのかも…。
10ループぐらい見続けたら完全に病みそう。

・鳥みたくあるいてこっ
イントロの弦楽器っぽい音が奏でるメロディーと、海辺で白いだぼだぼな服着て自由に鳥のように歩くの子の姿のシーンだけでなんというか救いがあります。
憂鬱な時があって、色々悩んでいる中ふと憂鬱から解放された瞬間。光が差す感じ。
「無理しないように僕は本当に気をつけようぜ」
っていう歌詞が好きです。

・ベルセウスの空
イントロでばっと画面が夏の空みたいな深い青になるとこがすごい良い。
PVではの子氏が魔女の宅急便のキキみたいな衣装着て箒持ってるのですが、早送りと巻き戻しを使って、まるでの子が箒で花火を操作してるみたいなシーンが印象的でした。

・花ちゃんはリスかっ!
私的にかまってちゃんの中で一番とんでもない曲とPVだと思ってます。
これたぶんメジャーで音源化されることはまずないんじゃないんでしょうか…。
PVもそんな凝ったことをしてるわけじゃないのに。
壮絶な負の感情。でも死よりも圧倒的で生臭いほどの生を感じる。
聴いてると胸がずきずき痛む。
二回続けては聴けない曲