成人式と。

成人式があった一日はめまぐるしく終了しました!
振り袖も着ました。


最初は振り袖着て成人式出席なんかめんどくさい!だるい!たった1日のためにこんなお金と時間かけるなんて馬鹿馬鹿しい!
と思っていましたが、最終的にはちゃんと成人式させてもらってよかったなーと思っています。


私が着た振り袖は母もうん十年前に成人式で着たもので、それ以降祖母が丁寧にお手入れをしながら保管していたのでした。、数年前にいとこも着たのですが、白地の素敵な振り袖です。何十年前の着物だとは思えないぐらい保存状態が良いのは祖母のお手入れのおかげでした。
生まれて初めてプロの人に髪のセットと化粧、着付けをしてもらいました。またヘアメイクしてくれたお二人と着付けしてくれたお二人がとても親切で優しくしていただいたのでうれしかったです。
きちんと髪と化粧をして、ちゃんとした振り袖を着るというのはそれだけでなんだか気が引き締まるものでした。

着物も帯もおさがりだからせめて、と、叔母と祖母が赤の帯締めと赤い花の髪飾りを買ってくれていて、それもとても素敵でした。
着付けをすませると、友達2人と合流して市民ホールへ。中に入らず外にたむろっている人達も一杯居たけれど、まあせっかく来たんだし…と中へ。

式も一応最初から最後まで居たけど、別に面白いこともなく、この県らしく相変わらずださく垢抜けず(照明も話も進行も知らんユニットのライブ二つも…)終わりました。

むやみやたらに手拍子とか手を振るのを煽るアーティストってどうも苦手。煽られれば煽られるほど地蔵になるやな客ですわたし。
もう一個はストリングス+ピアノのユニットだったんだけど、あんまり誰も聴いてないからって雑なパフォーマンスだったのがもったいなかったです。


唯一楽しみにしていた協賛企業によるお楽しみ抽選会は、同席していた二人だけ当たって私だけ干されるという…。
中身見せてもらったら、3000円分の商品券とか入っててうらやましかったです。

式が終わった後外に出ると20歳が所せましとうじゃうじゃ居て気持ちわるううううって感じでした。(※わたしもその群れの一人)
友達の後ろに着いて行って中学時代の旧友と再会。
本人を中学時代の記憶と照合するのに3秒ぐらいを要する。

女の子はメイクで変わってる子が多かったけど、男の子は中学を卒業してからの5年の生き方が如実に顔に出るなあと思いました。


式場を出た後は、着替えずに叔母と母に買い物に連れ出され成人祝いを色々買っていただく。

買い物が終わった後は祖父母の家へ行き着物姿を披露。
写真をばしゃばしゃ撮られた後やっと着物から私服へ着替えることができ、中学の同窓会へ。
帯から解き放たれたあの瞬間の解放感ったらない!

同窓会は、最初あんまり行きたくなかったんだけど、あゆみちゃんが行くなら…と行ってみることに。
でも行ったら楽しかった。
ご飯も美味しかったし。特にお刺身の白身魚とすき焼き風鍋がとっても美味しかった…。


久しぶりに話したクラスメイトがびっくりするくらいどこも変わってなくて相変わらず実のない話に花を咲かせたり、隣のクラスのはっちゃけた感じの女の子がものすごい擦れた感じになってたり、超地味だった男の子がなんか超ビジュアル系みたいになってたり、真面目だった男の子が大学生活謳歌してるなーって雰囲気を醸し出してたり。さまざまでした。
ちょっとやんちゃで高校も結構荒れてるとこに行ったクラスメイトの男の子が
「高校卒業して病院で病院食作ってるんだ。」
と誇らしげに語っていてうれしくなった。

15歳たちは5年経つとこうなるんだなー。


印象的だったのが、中学の時2年、3年と担任をしてもらった担任の先生に挨拶をした時。
5年前クラス全体的がまああんまり彼女と折り合いが良くなかったのでした。
当時新卒2年目だった先生で、20代中盤の大人は私が思っていたよりそんなに大人でないということは今でこそようやくちゃんと理解できるようになったけど。

特にクラスの問題児と呼ばれていた(といっても可愛いものだけれど)二人と先生は仲が良くなかったのですが、私が挨拶に行った時その二人と先生が話をしていて、彼らが世間話をしているのを横で聴いていたのだけれど、おもむろに先生が
「当時のあなたたち二人に対する接し方が良くなかったなあと思っていて、ずっと会って謝りたかったから今日会えて良かった。」
と話しだして、それに対して二人が冗談めかして
「いやー、僕たちも色々迷惑かけてたんで…」
と答えていたのを目にして、なんだか私まで救われた気がしました。
時間は思っている以上に大きな力を持っていて、何かを変えてくれるのかもしれないと思いました。


あと中学の時ずっと好きだった人とゆっくり話せてよかったです。
変にすれた感じもなく中学生の時そのままに成長していた。変わっていたところといえば眼鏡がコンタクトになっていたくらい。
話す内容も話す時の雰囲気や仕草も当時と変わらなくて、そうだったそうだった、こんな人だった、と当時の彼の姿や彼とのやりとりが一気に蘇りました。
受験生の頃彼の存在や言葉はとても励みになっていたなってことも思い出した。
ただ5年ぶりに話せただけなのに、この5年間や中学生の頃の自分がなんだか報われたような気持ちになって、
よかったね、と当時の自分に思いました。


女の子も垢ぬけたと感じる子が多い最中、男の子もこんなに格好良くなってると思わなかったって人が一杯居た。


「お前は俺が教師になって初めて担当した転校生の生徒だから一生忘れない!」
と当時豪語していた中一の時の担任も来ていて、当時は
「どうだか…」
と思っていたけれど、同窓会の時
「先生、私のこと覚えてますか??」
と言ったら
「おー!」
と即答でフルネームで名前を言ってくれたのがうれしかったなー。
話す人話す人全員私のことをちゃんと覚えててくれたのが本当にうれしかったです。先生たちも同級生も。


中一の時の担任は、当時は新任で若くて熱血漢!生徒のためなら上司にもたてつく!って感じだったけど、5年経って会ってみたら「先生」って感じになってたなー。この5年先生は先生で色々あったんだろうな。
でも結婚して子供さんも生まれたそう。そうだよな。5年という月日は人が結婚して子供が生まれるのに充分な月日なんだよなってことを実感しました。


中一、二年の頃副担任をしてくれた先生は、あの異彩を放った雰囲気はなくなってしまったけど、相変わらずお美しかった。

美術の先生は相変わらず変な人で、挨拶しに行った時にしきりに
「自分を信じなさい。私は一時期自分を信じることができなかかったことを後悔している。」
ということを言っていて、この人は良い歳こいてなに厨二くさいことを言っているんだと思ったけども、一応その言葉は胸に留めとこうと思いました。

すごい出席率高かった。全部で150人くらいなんだけど、120人くらい集まっていたらしい。
で、出て思ったけど同窓会は「今、何してるの?」って質問にそれなりに自信もって答えられない人は行けない場所なんだなーと思った。
3年後、大学を卒業した私は果たして同窓会に行くことが出来るかな?
まあ割とそれはどうでもいいけど。


時間も限りがあって、もっと話したい人はいたけど話せなくて残念だった。2次会も行かず、酔いどれの友達を駅まで送った。
酔って彼女のお母さんや彼氏に電話してて、代わらされた!
彼氏さん優しそうな人だった。いつもその友達ツンツンしてるのにあまえてて可愛かった。
「もしもしー。別に何でもないけど!」
ときめいた。


15歳の私たちが5年後まさかこんな風になっているなんてあの頃誰も予想もつかなかったと思う。
成人式を、迎えました。