浜崎あゆみ ARENA TOUR 2012 A 〜HOTEL Love songs〜@さいたまスーパーアリーナ

4月8日、記念すべき浜崎さんデビュー14周年のこの日にさいたまスーパーアリーナへ行って来ました。
座席は200LV(1階スタンド席)前方。前回アリーナ後方でまったくステージ見えずスクリーンしか見えなかったのですが、今日はばっちりでした。

ステージは、センターステージからエンドステージへ再び戻っていました。スクリーン使用も復活。
セットリストは例年通り最新のアルバム(今回はParty qeen)中心の構成。
箱が大きいというのもあるから衣装とか演出が派手なのはとても良いと思うのだけれど、小芝居というか、あるシチュエーションを演じながら歌うっていうのは個人的にはう〜ん…、って感じです。盛り上がる系ならそれも有りかと思うのですが、暗い曲やバラードでそれやると、変に安っぽく見えちゃう…。
彼女が等身大の彼女として真摯に歌うだけで十二分に胸を打つと思うのです。
シリアスな曲で演技をやると、ある種の自分の感情を隠そうとしているように見えてしまう。


でも彼女のライブ見るとやっぱり変わらず元気をもらえます。
2000年から毎年欠かさず行われた全国アリーナツアー。いつの間にかそれは当たり前のことのように感じていたけど、でも本当は全然当たり前のことじゃない。
いつできなくなってもおかしくない。だから毎ツアー足を運ぶのです。


このツアー前にどっかで空席祭りみたいな叩かれ方していましたが、さいたまスーパーアリーナのスタンド最上レベルの半分以下は全て埋まってました。地方がどうなってるかわからないけど。


予定時刻より20分ほど押して開演。
今回は、ツアータイトル通りステージをホテルに見立てる演出でした。
そして舞台機構が、2000年ツアー以来一度も使われていなかった、上手はけ口と下手はけ口をベルトコンベアーで繋いで、小道具や出演者の出はけに使うという仕掛けの作り。
結構面白かったし、有効活用していたと思います。ドアを等間隔に流して、そのドアとドアの間を部屋に見立てる…とか。


ダンサーズ紹介のVTRが流れた後、そのVTRがもう一度流れて今度はそれに合わせてダンサーズがひとりずつ登場。今回はここに限らずスクリーンと舞台上を連動させた演出が多かったです。
そして最後に浜崎さんが登場。
「ようこそ HOTEL Love songsへ!」と全員で声を合わせ一曲目へ。
衣装はみんなホテルマン風の衣装。女子ダンサーズと浜崎さんの服の色が同じ色だったから、ちょっと見つけにくかった…。

1曲目はTRFカバーHappening Hereで会場を盛り上げます。
何度見てもどんだけ時が経っても変わらずエンリケさんとよっちゃんは最高格好いい。

3曲目reminds me4曲目Tell me whyで一気に暗めの曲へ。
ダンサー・syu-yaがひどい男役で、浜崎さんにこっぴどく冷たく扱って、最後浜崎さんがどこか遠くへ行ってしまってsyu-yaが後悔する…みたいな演出。他のダンサーズも何組かカップルを作って、「こっぴどく扱われる女性とひどい男性」を、歌っている浜崎さんの前で表現。
ストーリーの表現は割とダンサーズが担っていて、浜崎さんはあんまり激しい演技じゃなかったからまあ許容範囲内。


バンドさんの演奏と共に、「ホテルのベッドで眠る浜崎さんとマロ。マロがそっとベッドを抜けだし、他の女性の部屋へ。浜崎さんは寝た振りをしていたものの、マロが部屋かいなくなると、目を開けベッドサイドライトを付ける」…というスクリーン映像から舞台へ。

5曲目appears。暗転から明転すると、カウントダウンライブでも使われていた、滑り台状に斜めに設置されたベッドの上でいきなりマロと浜崎さんのベッドシーンを比喩するパフォーマンス…。そしてマロが他の女の人の部屋と浜崎さんの部屋を行ったり来たり…。
これはいただけなかった。普通に歌って欲しかった。


浜崎さん前は、ライブの演出でもPVでも、男の人なんか蹴散らしちゃう強い女性像を描くことが多かったんだけど、最近男性に翻弄される女性を描くことが多くて、何か心境の変化があったのかなと思った。

この曲のベージュのドレスの衣装は好きだった。
6曲目 a cup of tea

浜崎さんが下がり、スクリーン映像。
ホテルスタッフの格好した女性ダンサーと浜崎さんでスバルにわちゃわちゃと掃除用の泡をかけてはしゃぐ。

7曲目Shake It。この衣装がすごく女の子っぽくて可愛らしかった。
8曲目STEP you。花道先の円形ステージに乗り、高く上る。
STEP youは問答無用で上がる!でもショートバージョンだったのがちょっと残念…。
9曲目NaNaNa。コーラスのティミーのラップが超絶格好良かった。ちょっと彼のソロコンサートとかあるなら行ってみたい。
10曲目Sparkle。この曲好きだから聴けてうれしかった。No,No,No-の手の振りは会場みんなで!


11曲目the next LOVE ちょっとマリリンモンロー風の衣装と髪型で、70年代の外国映画に流れてそうな曲。かなり変わり種の曲で、お客さんもちょっと乗るに乗れず…なかんじになってた。
12曲目Eyes, Smoke, Magic これもちょっと9曲目と似た雰囲気。9、10曲目はもろこのコンサートの演出とセットで考えて作っている感じがした。これってジャズってくくりでいいのかしらね。

13曲目Return Road。バージンロードと対になるような曲。哀しい雰囲気。ダンサーズがフードかぶって行列でベルトコンベアーで出てきて、花道を行進する。一人だけ、みんなの目を覚まそうとするかのように一人ずつに訴えかけるんだけど、だれも反応しない。曲の最後に一人ずつ倒れて行ってしまう。最後に、その変わり者の一人だけが、舞台中央の木の杭にすがりつくと、みんなも起きだして木の杭を囲む…だったかな。ちょっとうろ覚え。よくわからなかった。
14曲目Serenade in A minor
15曲目Ladies Night。このコンサートの雰囲気的に絶対やるに違いないと思っていたから聴けてうれしかった。

16曲目Party queen。今作アルバムで一番好きな曲かも。でもずっと楽しい雰囲気で歌っていたのに、途中で曲調が暗くなって「ロンリークイーン…」と歌い出すくだりがどうもいただけなかった。露骨すぎて。

17曲目SURREAL〜evolution〜SURREAL
このメドレーもおなじみだけど、どっちも好きだからできれば別々に聴きたい。
SURREALのイントロ〜Aメロは何度聴いてもぐっと来てしまう。

ここでメンバーズ紹介、幕が閉まろうとする…が閉まらずに再び開いた!
「え?これ最後の曲でしょ?え?」と浜崎さんがキーボードのともなりさんに振るが、ともなりさんはかたくなに首を横に振る。そして浜崎さんが「もう一曲聴きたいかー!」の煽りからの「Love songs」これは演出だったのか浜崎さんのミスだったのかなんだったのかいまいち不明。


アンコール
ダンサーズが浜崎さんのmix曲に合わせて一人ずつ踊り、浜崎さん登場!
舞台袖からダンサーズがケーキを持ってきて、14周年をお祝い。客席とバンドさん、ダンサーズ、浜崎さんで記念撮影。
そしてよっちゃんと浜崎さんでちょっとトーク。なんだかんだこの二人のMCが一番好きだから久々に聴けてうれしかったな。
そして19曲目Letter。
20曲目Boys & Girls。よっちゃんソロは最高級に格好いい。いやほんとよっちゃんは格好いい。

そしてラストの曲
21曲目、.how beautiful you are
そして終演。いつもと同じように、Who...の客だしSEがかかり、お客さんが一斉に退場し出す。


もうたぶんマイストツアーぐらいからずっと言われてることだと思うのだけれど、ダンサーズを出し過ぎ。ダンサーズがすごいがんばってるのは知ってるけど、でも浜崎あゆみ一座を見に来ているのではなく、彼女を、彼女の歌う姿を見に来ているのです。根本の根本の部分では。
マロのタップダンスとかも、本職のタップダンサーがやるのならまだしも、なぜマロがあそこのタイミングでタップダンスをするのか、演出の必然性も必要性も感じられなかった。

歌は10周年ごろのあのはらはらするような不安定さはなくなっていて安定感もあって好きです。
冒頭にも述べたけど、芝居は本当にいらないと思う。
あと、まあ以前からそうかもしれないけど、party qeenの何曲かは特に、歌詞と浜崎さんの歌が強すぎて、曲が薄く感じる。アルバム聴きこんだら良いと思えるのかもしれないけど。
歌詞読みこんで曲を繰り返し聴いてはじめてライブで楽しめる、みたいなとこはあると思った。そこが強みでもあり弱みでもあると思う。

浜崎さんは自分の歌う姿だけで吸引できることをもっと自覚して良いと思う…。
ダンサーズをもう少し下げて演技辞めてステージに居る時間を増やすだけでだいぶ良くなると思うんだけどなあ。
それこそパワミュツアーみたいな方向性は好きだった。曲も新作アルバムにとらわれずで。ただアレンジがいまいちだったけど…。

豪華絢爛エンターテイメントショーをロケロツアーで極めてしまった感がお客さんたちにも本人たちにもある分、今後どうなってくかっていうのは心配だし同時に楽しみでもあります。


ま言うても2日目だし、ツアー重ねて行くごとにどんどん良くなって行くのでしょう。
代々木で追加公演とか出たら見に行きたいな。


毎回見に行ってよかったと心から思う。見に行かなくてもよかったなんて思ったこと一度もない。今回も見に行ってよかったと思うし、次も見に行きたい。
過去の肯定、明日を生き抜くための力が彼女のステージにはあるから。





セットリスト(byセトリ!!http://www.setlist.mx/?p=16719!)
1.Happening Here
2.feedback
3.reminds me
4.Tell me why
5.appears
6.a cup of tea
7.Shake It
8.STEP you
9.NaNaNa
10.Sparkle
11.the next LOVE
12.Eyes, Smoke, Magic
13.Return Road
14.Serenade in A minor
15.Ladies Night
16.Party queen
17.SURREAL 〜 evolution 〜 SURREAL
18.Love song
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19.Letter
20.Boys & Girls
21.how beautiful you are




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