4/19 渋谷O-NEST CRJ-tokyo企画SOUND SURFIN' vol.29

O-NESTは終演後下に降りると、いつもバンギャっぽい人達が溜まっているのが気になる…。

出演順に感想です。

ju_sei
おかしい!怖い!
私東京のライブハウスではじめて見たバンドがどついたるねんなんですけど、あれを見た時のそこはかとない怖さをちょっと彷彿した…。いや、タイプは全然違うんだけども。なんか演者が何考えているかわからないってところがすごい怖い。人間は感情移入が出来ないものに恐怖心を抱くのだなあと思った。ボーカルの人は女性なんだけど、ベリーショートで、妖精の羽根を背中にくっつけていて、キルトのような手袋をしていて、不思議な出で立ちだった。男性の方はギターの人なんだけど、一見普通に見えて、おかしなカウントを取ったり、なんか不自然なほど熱唱したり、行動の意図が全くわからずしかもそれが演技にも見えないから怖かった!
演劇と音楽のライブの境界は一体どこにあるんだろう、ということを思った。ステージ上がライブハウスという場に対してあまりにも異空間、という点では演劇的だなあと思った。
でも、演劇はこちらに「演者は演技をしている」という前提があるから、おかしなことしても許容できるんだけど、音楽ライブでこちらが全く意図を汲めないような言動(しかもそれが演技に見えづらい)をされると、なんか頭が混乱して怖く感じるのだと思う。
最初にCRJスタッフをステージに呼び(これはリハで話は付けてあったようで、上手でスタッフの女の子たちが待機していた。)正座してもらって「あー」と斉唱してもらいながら演奏と歌を歌う。歌っていうかなんだろう…「あー」という斉唱のせいもあるのか、「ポップな寺院でのお経」っていう感じがした。そう。怖いけど音はポップなんだよね。しばらくそれをした後、スタッフを下に降ろし、ギターの人とボーカルの人で乗れそうになるとリズムが崩れて乗れない…みたいな不思議な曲をやっていた。
怖おもしろいユニットでした。


よしむらひらく
ギター一本で曲ってこんなにちゃんと完結させられるのかー、と思った。他の楽器の必要性とか物足りなさとかを一切感じなかった。
飲み物は350mlのからだ巡り茶だった。


うみのて
転換の時に、うみのての転換音楽にクロノトリガーのBGM(中世だったっけ…)が入っていてたのが気になった。
高野さんのマイクスタンドに下げているカービィのキーホルダーが色違いで4連でつながっていた。先週は一体だったのに。あと、早めに準備が終わったのか、高野さんはBGMに合わせてちょっとギター弾いたりとかしていた。
前はカービィのコインケースを下げていて、3月あたりに「あれ、つけてない…」と思っていたのですが、先週、違うグッズでカービィが復活していて、今週は増殖している!しかも色違い!ツイッターによると太平洋大内さんが取ってくれたものだそうです。
それからこの日はキクイさんもFadeTを着ていた。

前回とはまた毛色が違う感じのライブだった。曲順のせいなのかそうでないのか、なんだろう「僕の家」っぽい色?笹口騒音ぽい感じ…?なんだろう。不思議な感じ。曲目と曲順のせいもあるのかな。
今日はNEW WAR(IN THE NEW WORLD)が一番印象的だった。


1曲目は、確かこないだも一番最初にやっていた新曲。talking baby bluesというタイトルなのだそう。
最初に鳴ったキクイさんのバスドラの音が内臓を貫くような音だった。
後奏前かな、で演奏のきっかけが高野さんの「お待たせしました。うみのてはじめます。」っていう言葉なんだけど、そのきっかけを待つ笹口さんがまだかまだかと高野さんの様子をうかがっていて面白かった。そういえばこないだもそうだった。
その模様はこちらの動画にも映っています。

はじめて聞いた時から好きになった曲。

2曲目がNEW WAR(IN THE NEW WORLD)。今日一番印象に残った。特に
「部屋を飛び出せ少女よ お前の温度を確かめろ」のところがすごく耳に焼き着いた。


その次が三億年。そしてMC。「CRJ(この日のイベントの学生サークル)の人にやれって言われて、本当はやりたくないんですけどやろうと思います。」という笹口さんのコメントからの「僕の家」ライブ動画で見てからずっと生で聴きたいと思っていたから、聴けてよかった。でも僕の家はもっとベストの演奏があるような気がした。なんとなく。
演奏が終わった後、間髪入れず「僕の家は東京駅!」と笹口さんが叫ぶ。
…間。
振りむいて「あの、この言葉をきっかけで始まるんですけど。」と言う笹口さん。それを受けてなのか、キクイさんに何事か話す高野さん。ちょっと戸惑った様子で演奏を始めるキクイさん。
3曲目東京駅。
間奏で、客席に降り、今日はCRJという学生のサークル主催のイベントだったからか、大学生のお客さんに「あなた何大学ですか?」と聞いて回る笹口さん。3人目ぐらいの女の子に「ハーバード大学!…嘘だよ!」と言われてステージに戻る。
言葉はちゃんと覚えてないんですが、「学生のみなさん、新しい戦争をはじめましょう!」みたいなことをいうと、高野さんがスイッチを踏み、ギターを鳴らす。
それを見て笹口さんが一瞬「あ、もうはじめちゃうんだ…」という表情を浮かべていたのがちょっと面白かったです。


再びMC。笹口さんが高野さんに「渋谷ってどんな感じですか高野くん。」と振る。ひたすら頷く高野さん。「どんな感じですか。」なおも振る。高野さんがオフマイクでよく聞こえなかったけど「面白いこといえなくてごめんなさい」みたいなことをぼそっと言っていた。
笹「もはや?」なおも振る。
高「…」
あとは記憶曖昧ですが最終的に高野さんがチョベリバって言っていたのは覚えてます。チョベリバ…。
そんな流れで最後の曲「もはや平和ではない」

こないだが長かった分、6曲はとても短く感じた。


今回フライヤーにうみのてインタビューが挟まっていたので、転換の間に読んだ。(※4/24追記※ウェブにも上がったようです→http://archive.mag2.com/0000002108/index.html)結構読みごたえがあった。笹口さんと高野さんがちくちくそれとなくお互いをディスりあっているのが楽しかった。あとマナさんがうみのてのビジョンについて「私は楽しく続けていきたいです。楽しいからやっているだけなんで、楽しくなくなったら辞めます。」とばっさり言いきってたのが面白く、そして格好いいと思った。
それからうみのての成り立ちのエピソードが面白かった。
竹内さんとの映画をつくるいきさつや撮影秘話などもありました。


でもなんだろ、ちょっとインタビュー読んだら寂しくなってしまった。何に対してなのかはよくわかんないけど。

いやでもいいや。眼の前のステージその瞬間が全てだから。
それ以外の言葉なんてきっと何も意味がない。どんな言葉もきっとそれらを凌駕できない。


セットリスト(https://twitter.com/#!/shiketazumishi/status/193008038406393857より拝借)
1.talking baby blues
2.三億年
3.NEW WAR(IN THE NEW WORLD)
4.僕の家
5.東京駅
6.もはや平和ではない


スカート
爽やかなのにすごい力強い。ボーカルの人の声量がとてもあったのだと思う。
ドラムの方がとても楽しそうに叩いているのに目を惹かれた。


NRQ
編成がすごく変わっていた。ライブハウスで二胡コントラバスを見たのは初めて。コントラバスの存在感がすごかった。
ドラムの方が、私が今までライブハウスで見て来た中で間違いなく最年長だったのも印象的。このドラムの方が万能で、管楽器を吹きながら両足使ってバスドラとハイハットでリズム刻んでてすごー!と思った。
演奏もなんだろう、喜怒哀楽どれでもなくフラットな感じの曲が多くて良いなあと思った。
人に暴力を行使しない音楽。




当たり前だけど、同じ曲を聞いても毎回演奏の色合いが違っていて面白い。ライブは生き物なのだ。あまり舞台もライブも、同じ人達のものに短期間に複数通うっていうことをこれまでしてこなかったので余計に面白く感じる。この日もうみのて見に行ってよかったなあと思った。



4/19 渋谷O-NEST CRJ-tokyo企画SOUND SURFIN' vol.29
NRQ
スカート
ju_sei
よしむらひらく
うみのて