4/27 うみのて・BiS@下北沢THREE

4/27 (fri) 下北沢THREE
"MOOSIC LAB Re:KICK OFF PARTY!"

映画MOOSIC LABで賞をもらったミュージシャン達が一堂に会してライブを行うイベントでした。
この組み合わせが発表になった時からものすごく楽しみにしていたのです。
最初笹口騒音ハーモニカ名義で出るのがいつの間にかうみのてで出ることになってたのにも驚いた。
見に行って本当に良かった。本当に楽しくて、幸せな時間でした。



大森靖子さん
12月に初めて聴いた時は、歌いだし3秒で、ああダメだ、どうしても苦手だ、と体中が拒絶反応を示したのだけれど、今日は素直に歌や音が入って来た。彼女が変わったのか私が変わったのかわからないけど。両方かもしれない。
土足で入って来ないで欲しい、生々しい物を見たくない、とは感じなかった。その生々しさやある種汚いものでさえ美しいなと思った。
彼女は女性であることを全て引き受けて戦っているように見えた。
歌っている時は、髪を振り乱して怒りや憎しみさえ感じる時があるのに、曲が終わると「ありがとう」と幼く無垢に笑う表情が心に残った。
ただ、後半の音楽とは少し離れた、語り的な部分はやはりどうも私には相容れられなくて、全く心動かされなかった。
真剣さや切実さだけでは全ての人間の心は動かせないのだという事実を、観客としての自分の身体を通して理解してしまったことにショックだった。

YouTube見てわかった気にならないで」という歌詞が響いた。
鮮烈にライブハウスを切り裂いた。


曲の途中で、女の人が一番前に来て大森さんの歌を聴こうとした。彼女はその様子を見て優しく微笑んだ。
最後の方、誰かが後ろの方で喋っている声が聞こえた。彼女は一瞬殺意すら感じる眼でそちらを睨みつけ「分からないなら死ねば良い!」と強く歌った。


たぶん、もしかしたらもうほとんど私は彼女のことが好きなのかもしれない。あるいは嫌いなのかもしれない。じゃなきゃ12月初頭に初めて彼女を見た時から今までずっと彼女が気になっている説明がつかないからだ。自分でもよくわからない。
ただもう少し、彼女の曲を聴いてみたい。


うみのて
うみのては今日は戦意全開のセットリストでした。音の中に居る感じがした。ライブハウスの造りなのか、演奏なのか。よく音が眼の前にあって、手を伸ばしても触れられなくてもどかしく感じる瞬間があるけど、この日は音楽の中にいられて、私の内部に音楽があって、とても幸せだった。
早瀬さんがベースを弾く姿も、笹口さんが歌う姿も、キクイさんがドラムを叩く姿も高野さんがギターを弾く姿も、マナさんが鍵盤ハーモニカを吹いて鉄琴を鳴らす姿も、もっと見ていたかった。もっと耳を澄ませて鳴る音を聴きたかった。内臓を震わす鼓動を音楽から感じる衝動を、それら全てをもっと眼に、耳に、内臓に、心臓に、心に焼きつけたかった。

客席もものすごく熱くて、どんどんどんどんボルテージが上がっていって、ステージも上がって行って、相乗効果でどんどん熱量が2乗3乗で上がって行ってものすごかった。
最高に格好良かったです。
鍵盤ハーモニカを吹くマナさんの陰のある表情がとても好きだなと思った。
最後の曲NEW SONGで、高野さんの肘のあたりから服を透過してぽた、ぽた、と汗が落ちてきていて、その雫に、ステージの照明が映っていて、とても綺麗だった。この情景ははどんなに精細に映せる映像でも写真でも複製不可だ。映っていたとしても、それは映っていない。私の網膜しか知らない。

映像でしか残せない美しさがあり、写真でしか造れない美しさがある。だったら瞬間の美しさはその瞬間しかあり得ない。だから、見に来て欲しいです。


この日は正常異常が一番印象に残った。

MCでは、たかのさんが笹口さんから何事か耳打ちされて、BiSで誰推しかという話をしていました。
たかのさんはのんちゃんで、(でもルイちゃんも好きって言ってた)笹口さんはユフちゃん推し(でも後からツイッターでほんとは人魚推しなんです!人魚一筋です!と一生懸命弁明していた)、あと早瀬さんが前ツイッターでのんちゃん推しだみたいなことおっしゃってたのでこれでうみのて男性陣の推しは網羅できましたね!

セットリスト(https://twitter.com/#!/shiketazumishi/status/195900565132296193より拝借)
1.NEW WAR(IN THE NEW WORLD)
2.東京駅
3.もはや平和ではない
4.正常異常
5.RAINBOW TOKYO
6.NEW SONG(IN THE NEW WORLD)


BiS
たぶん3人体制ではラストのライブでした。見れて良かった。
初めてBiSと出会ったベースメントバーと同じフロアのライブハウスで今日のライブを見れたのも何かの縁だと思った。
1月渋谷O-nestで見たBiSちゃんのライブはユケちゃんの喪失を強く感じるものでした。だけど、今日見たBiSは3人で完全体でした。3人のBiSを見事に完成させられていた。
それは時間の効果もあるかもしれないけど、絶対それだけじゃない。
彼女達が前に進み続けてくれていて本当にうれしかった。
やっぱりのんちゃんの魅力がステージ上でも倍増している!各々になんだか新しい魅力を開花させていた。
もうこの日のBiSのライブは本当に楽しくて幸せだった。
全力でケチャをし、全力でジャンプし、フリコピし、IDOLでは全力で叫ぶ。完全燃焼でした。
後半では誰かダイブしていた。
最後の曲が終わると、客席から湧き上がる\おねがいしまーす/コールでBiSちゃんが再び登場。
ステージから、渡辺さんからの指示を仰ぐぷーちゃん。
そして再度二曲目の「IDOL」そして終演。
MCでは、客席に来ていた新メンバーわっきーとみっちぇるも登壇して自己紹介していました。

最後の方の曲(primalかな?)で、ケチャしに行ったら、研究員のみなさんが持ってるオレンジサイリウムが何本も視界にあって、その隙間からサイリウムに照らされたユフちゃんの笑顔が覗いていて、もうこれが現実とは思えないくらい美しかった。
楽しかったです。本当に楽しかった。

primal.でBiSちゃん達が後ろ向いてバンザイする振りで、振り向くと、きょとんとしてる他のお客さんの表情が見えた。
見てるのが面白いとおもっていたドルヲタは、自分がやる方が百倍楽しい!

セットリスト(http://ameblo.jp/panda0708/entry-11235834015.htmlより拝借)
1、Give me your love全部
2、IDOL
3、My Ixxx
4、nerve
5、primal


そういえば、うみのてたかのさんから研究員のどなたかがもらったのか、ギターに付いているフラッシュウニを持っている人がいてそれをサイリウム替わりに使っていて、「その発想はなかった…!」と思った。そして何故かフラッシュウニは最終的にぷーちゃんの手に渡った。そしてぷーちゃんは
「あっ、私これ持ってる!」って言ってた。


終演後は、ようやくBiS券を行使して全員握手。
のんちゃん
の「今日も可愛いですねー。」
私「今日のんちゃんがもっと可愛くなっててびっくりした!」
の「お上手なんだからー」
私「本音だよー!」
ぷーちゃん
おとぎ話のありまさんと名前がかぶってるから、ブログでコメントする時とかどうしよーと思って、そんな話をしようとしたら
私「あの、私ありまって言うんですけど」
まで言ったらぷーちゃんに遮られて
ぷ「あ、やっぱそうだよねえ。映画の時とかも…いつもツイッターにたくさん書いてくれてるもんねありがとねー」
と言われてうれしかったけど顔から火が出るほど恥ずかしかった!
本人に認識されるほど自分が書いてて、それを読まれてたっていうのが恥ずかしかった…。
ユフちゃん
3人体制のBiSを見れてよかった、楽しかったってことを伝えました。
みっちぇる
なんかステージでも握手でもすごい自信なさげな表情してたから、
「すごい可愛いから自信持って欲しい!!応援してます!」
って伝えました。
わっきー
わっきーにもはじめましてと、がんばって欲しい!応援してる!ってことを伝えました。


ちなみに→1月のBiSちゃんライブの感想
http://d.hatena.ne.jp/world_conquest/20120128/1327732453



帰ろうとすると、今日ちょっと登壇して挨拶もされてた、アイドルイズデッドに出演し女優賞を受賞された和田みささんが、「わー和田さん汗びっしょりじゃないですかー!」と言われててそれに和田さんが「いや、BiSのライブ見てたらもう我慢ができなくて!」みたいなことをおっしゃってて、良い人だなあと思うと同時に、とてもうれしくなった。
外出たら、傘忘れていることに気が付いて慌てて取りに戻った。あぶないあぶない。




幸せな夜でした。





4/27 (fri) 下北沢THREE
"MOOSIC LAB Re:KICK OFF PARTY!"

act:
BiS
松野泉
大森靖子
笹口騒音ハーモニカ+うみのて

movie:
柴田剛 "翌日" (音楽:あらかじめ決められた恋人たちへ)
平野勝之 "やの屋-藝大生と矢野顕子による希望の作り方-" (音楽:矢野顕子)

open 18:30 / start 19:00
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