日本人の血に脈々と受け継がれて来たアイドルヲタク気質

うちの学科の有志が作っている演劇の雑誌?同人誌?に演劇創造というのがあり、毎年4月のガイダンスの時に演劇学科の学生に配られるものなのですが、それを読んで特にとても興味深い記事がひとつありました。

宝塚歌劇 ファンのちょっと聞いてほしい事情 演劇学科助手中島瑞紀」
宝塚ファンの特徴について綴られているものですが、読んでみるとやっぱりアイドルヲタクと近いところがたくさんあってとても面白かったです。
「宝塚ファンはアイドルヲタクと近いところがたくさんあって」というよりも、ジャニーズ、ハロプロ、AKB、女性アイドル界隈が成熟すればするほど、ファンの在り様が宝塚に近づいていっていると言った方が正しいかもです。
で聴くところによるとやっぱり歌舞伎もそういう所があるらしく、違う場所、時代で似たような現象が起こっているところから、改めて日本人は昔っからアイドル的なものを愛でるのが好きなんだな〜って思いました。
やっぱ天皇制がなんだかんだありつつもず〜〜〜〜〜〜〜っと日本で続いてるのも納得できた気がしました。
(ていうかこれ見たときにほんとそう思ったhttp://quote-over100notes-jp.tumblr.com/post/49170602394)

具体的にどういうとこが似てるか。
まず同じ演目に何度も足を運ぶところがまずそうですよね。基本中の基本。
そしてこの部分

上級ファンの醍醐味として、セリフもピンスポットも当たらない下級生の中から『未来のスター候補』を探しだす(中略)退団というゴールまでの時間を考えてみれば、下級生のうちから応援し続けることによって、そのご贔屓との思い出が増えることは間違いなく、なおかつ、その当人がもしも栄えあるトップスターになった暁にはまさに感動も喜びもひとしお!というビッグな特典がついてくる。

これがジャニーズでいうジュニアヲタ、ハロプロでいうキッズヲタ、AKBでいう研究生ヲタの発想とかなり似た部分がある。

あと

舞台が駄作であればそうであるほど、ファン同士の集いは盛り上がり、リピーターになることも多いと聞く。「今回の話はつまらない?ならばわたしたちファンが盛り上げねば!」という使命感も大いにあると思うが

ここも女子ドルヲタ、特に地下に行くほどこの発想は顕著じゃないかと。


でもやっぱり宝塚の話を聞いていると、ジャニAKBハロだと一番AKBが宝塚に近いかんじがすると思いました。常設劇場持ってることと、グループの枠の中でさらにチーム制、組制と分けている所と、常設劇場でチームごとに決まった演目を繰り返しやるって所が似ている。AKBはかなり宝塚をモデルにして運営してるような感じがします。

運営はファンに何も強制はしてないわけだけれど、システムを似せるとファンの行動様式も似るっていうのは面白いことだなーと思いました。スタバという場がなんとなく店にいるお客さんの行動様式を規定しているところと似ていると思いました。


こういうファン文化論は、きちんとその歴史まで洗ってそのうちもっとちゃんと文章にしたいです。