半径5メートルから宇宙の果てまで

小学校の登下校、私は校区の端っこに住んでいて、校区の真ん中にある小学校まで3〜40分かけて毎日歩いて登校していた。
私は低学年の頃親が働いている子達向けの放課後学級の「そよ風」という、学校の校舎とグラウンドを挟んで反対側にあるプレハブ小屋で放課後はいつも過ごしていて、そこには家が近所の同級生がいなくて帰りはいつも一人だった。(今思えば、3〜4時に小学生に溢れた通学路を直帰するより5時半過ぎとかに人通りの少ない地方の住宅街を小学生が一人で帰る方が危ないのでは?)
学校の行き帰り、色んなことを考えていた。きっと今よりもっと色んな事を考えたり悩んだりしていた。神様について、宇宙の果て、好きな子のこと、「好き」について。

今の私が作品を書くことは、あの登下校の時間をもう一度繰り返しているのだという気がする。
作品やそこに出てくる登場人物は、決して作者を越えられない、という言葉を見たけど、でも、私が作ったものは今の私より少し先の所にある答えをくれることがある。
それを私一人のものじゃない作品にすること、主観と客観の壁を越えること、それがきっと作ったものを発表する私のやりたいことだけど、でもそのためには足りないものばっかだなーとおもう。がんばろう。口だけじゃなくしないといけない。