「魔法は理屈じゃない。」

大学1年の頃、合宿所へ向かう時高速のインターチェンジで「魔法使いアキット」というマジシャンを見た。
その後彼のホームページを見つけて私はそれからなんとなく活動を追っていた。
今日、長野を拠点に活動している彼が東京で公演をすると聞いて行ってきた。

少し、わたしには居心地のわるい空間だったけれど、だけどそこには確かに魔法があった。
「僕に関わったあるスタッフの人が、『ぶっちゃけ魔法なんてないじゃないですか。あなたにとって魔法って何なんですか?』と聞かれて、僕の活動に着いていてもそう思うのかと少し残念な気持ちになった。僕は魔法が本当にあると信じているから。」
私は魔法を信じているか?
理屈を論理を日常を越える瞬間を魔法と呼ぶのなら、私は確かに知っている。
それが信じられなかった頃の私に魔法を見せてくれたひとの一人が彼だった。

魔法を起こすためには、魔法も奇跡も介入しない、極めて現実的な鍛錬が必要だということも、大人になった私は知っている。