好きって言われたら負け

書いてる作品の中のひとたちが辿りつくべき場所に辿りつくこと、私が探している答えを手に入れること、私が自分の作品に対して求めてきたことはそれだけで、これまで作品の現実に対する作用なんてまるで興味がなかった。
でも今まだ途中のこの作品は、どうしても現実で辿りついて欲しい場所がある。連れて行って欲しいところがある。
現実に日常に生活臭に回帰しない、永遠に特別だと信じ切れる場所を夢と呼ぶなら、私には今ひとつだけ夢がある。
名誉欲でも出世欲でもなくきっと誰かからしたら笑っちゃうぐらいどうでもいいこと。