【特別版】第5回 大人の社会科見学 りおなり vs 中條D/AppBankStore新宿

木曜はAppBankStore新宿へ行った。あそこにはイベントスペースがあって毎月大人の社会科見学というイベントが開かれていて、今日はその番外編があった。チケット即完で予約できなかったマミルさん出演回以外はなんだかんだ全部行ってる。なんか勤労意欲が上がるイベント。
マックスむらいチャンネルをはじめとするAppBankのチャンネルの運営、撮影、編集をしているりおなりくんと、AppBankが関わるニコ生を担当しているドワンゴの中條Dがマックスむらいについて語るというものだった。
今回はあんま仕事の話になんないのかな〜マックスむらいヲタじゃないからアウェイだからいいかな〜と思ってたんですが、実際聞いてみたらどこまでも仕事の話で面白かった。

印象的だったのは、マックスむらい動画のベストバウトを語ってる時のりおなりくんの表情見て、あーほんとにむらいさんのこと慕ってるんだなあ、とか動画が好きなんだなあっていうことがすごく伝わって来て、「好き」だけで生きていける可能性が本当にあるんだとおもった。なんかそういうのって、話にはよくきくけどなんか脊髄反射的にそれは嘘だろうって思ってたから、なんか初めてそこに実感を教えてくれたなあ。

あと22歳で自分と学年おんなじでびっくりした。2〜3個上のひとかと思ってた。

AppBank入社の経緯聞いたら、全く就活してなくて趣味で動画をずっと作り続けてて大学4年の1月に卒論提出直前(しかも間に合わなかった)に初めてAppBankに履歴書を送ったら受かった、っていうことだった。すげえ、人生いろいろだな…。


りおなりくんの動画を最初見た時、ちゃんとそれまでのマックスむらいチャンネルの(https://www.youtube.com/user/TheMaxMurai)動画編集方針をきちんと汲んでて、編集が自我を出そうとしてないし変などや感ないから、変な引っかかりなく見れていい動画だなあと思ってたけど、なんかこの日の話を聞いて、なんとなくなんでそう出来るのかわかった気がする。
細かいカット割りとか、もっと凝った編集とか、自分の持てる技術を尽くしてやろうと思えばできるだろうに、でもそれをやらないのは圧倒的な技術と愛だなーと思った。ファンとしての自分と演者への愛がある。


あとぱいぱいでか美さんとお友達なのは、同じ学校の同級生だからだったそうです!終演後ちらっとお話したらうみのても知ってらした!


宮下さん(AppBankStoreの社長)がちょいちょい中條さんにAppBank入社してもらいたいな〜と口説いてるのとそれに全然なびかない中條さんの図が面白かった。




中條さんの方のお話聞いて面白かったのは、「自分のアイデンティティを肯定しているかどうかで、人は見る番組を決める」という話。つまり声優好きなら声優さんの番組を見るみたいなこと。
だから、マックスむらいの番組を見る人は、マックスむらいが好きという自分を肯定してもらえるから見るのだろうと。
あとからむらいさんが来たときにもう少し掘り下げて話してたけど、「声優好き向けの番組を作る時に、声優好きじゃない人間が『声優好きってこういうのが好きなんだろ?』ってやっても、声優ヲタには絶対そればれるし、『こいつら俺たちのことわかってねえ』ってもうそれから見なくなってしまう。」みたいなこと言ってて、こっちの方が自分にはわかりやすかったな。

これを聴いててなんで自分はAppBank関連に興味を持って見てるのかな〜と考えて、面白いもの見せてくれるという期待があるからと、今後の展開が読めないから。
2011年の暮れからBiSとでんぱを追ってて片や激動の末解散、片や激動の末武道館そして今秋地上波冠っていう展開で、正直今後他のアイドルグループがこれを越える展開を私に見せてくれるのかな?と思うとそう思えなくて少し飽きてしまってる中、ジャンルが意味わからなくて今後すごいことになってくのはわかるけどでも具体的にはどうなってくかもわかんないみたいなものに久しぶりに出会ってわくわくしてるから。
中條さんの話に沿っていうなら、そういう自分の気持ちに応えてくれるから私はそれらの番組を見るのか。ちょっと違うかな。


中條さんの経歴面白かったな〜。大学を出て「ストレートでフリーター」という名言。学生プロレスしてたんだって〜。尖った人生…。ドワンゴの一芸採用の動画すごいよ…。変な汗出てきて途中で視聴を諦めた…

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8928452



宮下さんは気の回り方というか目配りがすごい人。なんか間延びしてお客さんが退屈してないかとか、ストアの営業時間は大丈夫かとか、あそこにある荷物は何かとか、自分が居る今ここ以外が見えてる人。演出家。
あとAppBank社員のひとの話されてる時とかよく思うけど、人に対しての視線に愛がある。この日の話聞いてて一番好きな話がエルモアさんの話で、「他人がエルモアさんへ5ぐらいの期待を持っていたとして、エルモアさんはそれを500ぐらいにとらえて、それを越えなきゃとおもってしかも本当に越えることができてしまう。でもそれをかなりプレッシャーに感じてしまって潰れてしまうから、だから何かやる時は『それは500じゃなくて5だから、5で全然みなさん満足してくれるから大丈夫だよエルモアさん』ということを繰り返し示すのが僕の仕事。だからエルモアさんはあんま表に出したくない。AppBankの最終兵器。」
上手く話の大意つかめてるかわからないけどこういうような話されてて、好きな話だった。


宮下さんが話してた、むらいさんがらみで好きだった話は、
「りおなりくんの採用の時、りおなりくんがスパゲティばくばく食べてる(だったかな)の動画見てこいつ絶対いい奴!ってなった」
「むらいさんはもちろんほんとにその確信があって採用したっていうのもあるけど、決め打ちでいってそうやってほんとにそういう風に育てていくってところもある」
みたいな話好きだったな。自分がそれまで受け持ってたチャンネルの責任全権を、新卒新入社員に譲る潔さもすごいなあと思った。
もちろんそう思える人を採用したのもあるだろうけど、本当に任せてくれたから信用してくれたからそれに応えようと思うことで自分のポテンシャル120%引き出せるっていうのをやりたいのかなと思った。


最後にむらいさんが来て思ったのは、単純に声量があるっていうのもあるけど、声に華があるよなあなんなんだろう。
すごかったのが、むらいさんは中條さんの話を聞いていなかったはずなのに「マックスむらいはマリオ化している」ってレジュメを見て、「お医者さんをやったりー、ってこと?」と中條さんが話してたキーワードを的確になぞってたこと。これは文章じゃ絶対ニュアンス伝わらないからぜひ実際見てほしい。
あと、「マックスむらいが趣味になってるってこと」という話を聞いて「盆栽?」とかもあった。

最初「マックスむらいは落ちコンがすごい。」って聞いた時「いや、でもいうても欲しいドロップがそこに来てくれる確率六分の一だし、まあ、そういうことは誰にでも起こり得るのでは?」と思ってたけど、でも見ててわかったのはあの人のはそういう次元の話じゃない!これはほんと実際放送見ないとわからなかった。


マックスむらいは初見に優しい、っていうような話もなるほどなーと思った。共演者が話しててわかりにくい点はみんなにもわかるように質問する、その回で初めて見た人や小学生にもわかる言葉で話す、あと雰囲気的なこと?みたいな。
初見さんいらっしゃいコテハン残していってねお茶どうぞ つ茶 が初見に優しいってことじゃねーんだよってことだわとおもった。
あとその話聞いて思ったのは、マックスむらいって存在についてはかなりハイコンテクストなのに(AppBankの社長で、元々はAppBankのライターもやってて、AppBankはパズドラリリース当初からパズドラを推してて攻略サイトも出してて、みたいな)、でもその面白さはローコンテクストで、動画や放送一本見ればすぐわかる、みたいな。なんか今の時代に好まれる稀有なバランス取ってるよなーと思った。


座布団あるとはいえ床座りで3時間はちょっときつかったけど、なんか家で楽しい放送眺めてるみたいなテンションで見られて楽しかった。
ここに書いてる聞いた話とか結構不確かな記憶ソースで書いてるのでちゃんとした話はぜひTSとか
http://live.nicovideo.jp/watch/lv193636803