「もしみんながあなたのような考え方だったら、世界は平和になるかもね。」

「もしみんながあなたのような考え方だったら、世界は平和になるかもね。」

というようなことを、IDOLというお芝居の脚本を作った時、公演のアンケートで友達のお母さんに書かれたことがある。

他人へ向けられる欲望が最後まで否定され続ける話だったからそれを見透かされていた気がする。

欲望を他の人間に向けることを完全に否定することは、つまり「人間が絶滅すれば平和になるね」ってことだから。

20歳の頃初めて役者に演じてもらった戯曲が、死にたいひとがただ死んでいくって話で、課題かなんかで提出したら、先生に絶望が絶望のまま終わるんだったら作家が物語を描く意味ないよってコメント付けられて、いいじゃん別にフィクションでやりたいことやって何がわるいんだよ!!!!!と思いつつ、それもそうだなと思い始めてじゃあ死にたい人が死ななくなる話を書こうと思ってたはずだけど、そうかその数年後に書いた話でさえ人類のゆるやかな自殺の話だったんだな~と今日気付いた。どっちも人と欲が死に愛だけが残る話だった。

 

読んで誰かにこびりつく作品にするように鍛錬することも、それをちゃんと読んでもらえるようにするために頭を使うことも同時にちゃんと続けていきたいから、続けます。