強い気持ち・強い愛

派遣で、工場へ揺られるバスの中。左から来た荷物をばらすだけの仕事。ほとんど誰とも口をきかない8時間。そこにいるのが私である必然性はほとんどゼロだった。
真冬の朝。ジーパンを履いて、かじかんだ手で携帯を触った。読んでいたのは人の日記。絶望を嫉妬を羨望を増幅させるような文章だった。
その人が書いたものを良く思うか悪しく思うかは、結局その人を好きか嫌いかによるってだけのことじゃないのか。
「俺だけは違う」の異端児勝負、一抜け出来るのは現実や慣性を覆した奴だけだ。
潔癖な精神が一体どれだけの可能性を拒んできたんだろう。
「鬱屈とした頃の君がすきだったよ」と言われてるうちが花だから。
きみの絶望ぶった自己憐憫を自己愛を再起不能になるまで踏みにじり続けたいぐらい、好きだよ。