不感症体温ゼロの怪物

自分以外の全員は他人である、ということを完全にわきまえることができれば、他人の行動にいちいち傷つくこともなくなるのではないだろうか。
他人に一切期待をしない、嫌悪も好意も限界まで分散させること。
しかしそれで出来上がった不感症体温ゼロの怪物は、果たして本当に私のなりたいものだったんだろう、か。

あらゆるものの永続を1mmも信じてない。突然手を振る側に立つこともあれば、置いていかれる側だったこともあった。別れの儀式は儀式でしかない。様式しかないからそこに本質はない。だから興味がなかった。