TOKYO BLACK HOLE

金曜の夜、ギリギリのところで保っていたテンションがぶっつり切れて布団から出られなくなる。

日が落ちて帰り着く、終業後、「TOKYO BLACK HOLE」が優しく部屋に鳴る。

夜の匂いがする。東京の夜の匂い。20歳の頃、うみのてを見に戦々恐々としながら新宿Motionやウルガに行った夜をおもいだす。

日々すり減って泥のように疲れて家に帰りついて、うすぼんやりした意識の中でTOKYO BLACK HOLEを聴いて「人が生きてるってほらちゃんと綺麗だったよね」

と夜のように優しい音楽の中でささやくように歌われるその言葉にはっと目が覚めて、そこに一縷の希望と光を託してまた朝を迎える、それを繰り返す。そんな今週だった。