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地方の文化の死と敗北の象徴がパチンコ店だった

実家にきて、高校時代の私は複製不能の芸術を求めていたことを思い出した。
結局この街の娯楽は恋愛や友達と遊ぶこと、そうじゃなければ物を買うこと、本、映画、CD、しかないんじゃないか、そう思っていた私には、地方特有ピカピカのどでかいパチンコ店が建つたびに、これがこの街の文化の死と敗北の象徴だと、虚無を感じた。

中央集権が地方の文化を殺したのだとして、地方の文化を殺したことを養分にして東京には楽しい鮮烈な文化が次々生まれるようになったのだとして、とおもうと、なんともいえない気持ちになった。