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サーティワンディズニーランド夏祭り、鮮烈なひかり

疲労に混濁した帰りの電車で、変声期前の中学生の女の子達の囁く声で焦点が合う。

"しあわせ"

"さーてぃわん"

"ディズニーランド"

"夏祭り"

手垢のつきまくった言葉が彼女達の声で発せられると何故か鮮烈なひかりを放っていて、もしかして、それが青春?なんておもってしまった。

 

わたしの中高時代も、知らない誰かから見たらそうだったりするんだろうか。

当時の私にとっての青春って言葉は、25mプールなみなみにどん詰まった泥みたいなもので、永遠にここでずぶずぶとおぼれ続けるような気がする、掃いて捨てるほどあるから早く消えて欲しい

という感じのもので、だから誰か大人が中高時代に焦がれるような言葉を口にするたびに

今が楽しくないやっかみ

今が一番楽しいと言うための努力をしない人間のたわごと

と内心一蹴していて、それは確かに今でも正論だとはおもうんだけど、ああでも私が泥としかおもってなかったものの中に実はひかりがあって、いやもしかしたらその泥自体がだれかにとってはひかりだったのかも…

 

だとしたら

 

まあ、だったらどうした、関係ねえよ、ともおもいますが。