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知ってるけど、知らない人。ほんとの名前も知らないぐらいに

お店での彼女は、多忙さや新人にいつもどこか少しイライラしている印象で、彼女の感情や本質は、この場所から少し離れたところにあるんだろうな

とおもっているうちにお店を離れることになった。

可愛くて、笑顔が穏やかで、好きなことの話になると止まらなくて…

という人の声も聴いたから、私の知らない一面があったのだろう。

知ってるけど、知らない人。

もう二度と出会わないたぶん。

彼女の記憶には残らず、それでも時々私はたぶんふとおもいだす。

好きか好きじゃなったかも曖昧に溶けていく。

都会にいると防御力ばかりが上がっていくね

感情と現在を切り離すすべばかり覚えていくよね

それでも彼女がこの街でたおやかに笑う姿を少し、見てみたかった