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Swallowtail Bar『Blue Moon』

久々に池袋でグーグルマップを開いた。

スーパーポテトの下にまさか予約制のバーがあるとは…。

池袋の執事喫茶Swallowtailの別館というコンセプトのBar『Blue Moon』。

上着を預けて、席に着き、開店時間になると時任執事のご挨拶。

固定の料金を払うと、メニューから三杯好きなお酒とが飲める。あと少しおつまみ(アミューズ)がつく。

本館同様、バーテンダーのシフトは非公開。ただ、その4人のヒント?特徴?みたいなツイートが公式から流れることも。

最初にお会計を済ませ、4杯以上飲んだ人は退店時に超過分を支払うシステム。

時任さんはドアマンしてるとこしか見たことなかったから普通にお話しされるとあんな感じなんだ…。

 

アミューズ、パンについてるチーズがすごく美味しかった…。塩気が強くて白くて、バターのように濃厚で…。

最初の一杯は緑川さんに作っていただいた。まだ見習い中の身で作れないお酒もあるとのことだった。アマレットジンジャーを作ってもらった。まだまだ初々しさがありつつも綺麗な敬語がどのタイミングでも崩れず、物腰の優しいかんじのひとだった。丁寧に慎重に作ってもらったアマレットジンジャーも、そんな味がした。

 

二杯目と三杯目を大河内さんに作ってもらった。すごい、作る手つきがプロだった…。お酒の説明も流暢で。

大河内さんとは、私がメニューの上から順番に頼みたくなってしまう性質があるってところから、

「ではお屋敷の紅茶も…?」

「あっばれますね、そうです、上から順番に飲んでます。」

「お屋敷のメニュー、入れ替わりが激しいから順番にって割と難しくございませんか?」

「それでも今ピュアティー大体全部飲み切りそうなところで…。ただどれも美味しいんですけど、違いがわからないんですよね。」

「それだけ熱心だと一周する頃にはわかるようになりますよ。」

「もしかしたら美味しいけど違いがわからないっていう今が一番しあわせな時期な気もしてます。わかるともうそこからはずっとわかり続けちゃうじゃないですか。ちょっとした美味しい美味しくないの違いが。」

「でも慣れてからもその初心があればずっと楽しめますよきっと。」

という話をした。

後から思えば、これは紅茶に限らずヲタクするってこととか趣味とか全般の真髄についての話をしていたのかもしれない…

 

大河内さんの作ってくだすったクラシックワインクーラーとスプリングホッパーがほんとにほんとにすっっっごく美味しくて!!

クラシックワインクーラーは、グラスに風味付けした後、ぶどうジュースとちょっと変わったワインとシュガーシロップを入れてて作ってたんだけど、なんていうか、この素材から想像される味よりずっと美味しくてびっくりした…。質のいいものを使って腕がある人が作るとこんなに美味しい飲み物なんだカクテルって!!

料理とかもそうかもしれないけど、本当に美味しいカクテルってまったく味に既視感がなくて市販品や他店での再現性も全く感じないんだね。

 

最後の三杯目も大河内さんが作ってくださった。スプリングホッパー。「これは試作したらめちゃくちゃ美味しかったのでおすすめです!!ラストの一杯にもぴったりです!」と大河内さんも一押し。

元々はノンアルのレシピなのだそう。しかしアルコールにもできるということでそちらで頼むことに。

白あんと生クリームをベースにいくつかのノンアルの飲料と、ブラックチェリーのリキュールのようなものを入れていました。

まず白あんと生クリームというのが飲んだことがないのでおそるおそる飲んでみたのですが、えっほんとにおいしい!!また飲みたい!!となった。

なんていうか濃厚なんだけど決して喉に焼けるような甘さじゃなくて優しい甘さで、甘酒のようでもありでも洋風な風合いもあって、お酒のほのかな風合いがまた味の良さを引き立てていて…美味しかった…。

 

なぜかどこからかおもむろにどこからか取り出した味噌を抱える水瀬さんを見て「えっBarに味噌がある???」とぎょっとしていると、謎の微笑みをたたえた会釈をされました。

 

お値段なだけあったよ、Blue Moon…。お酒についてももっと知りたいし、こういう場で私のような人間はどういう居方をするのがベストなのかっていうのも未知でもうちょっと探ってみたいし、また近いうちに行きたいです。