ぺこりゅうちぇるがゲストの徹子の部屋を見たはなし。

小学生の頃、私はすごいイチローの伝記的な本を読んで勇気づけられ私もがんばろう!とか励みにしていたんだけど、なんか知り合いだか知り合いじゃないんだか、みたいなおっさんにイチローの本持ってるところ見られて

イチロー、イケメンだからね」

と言われて嫌な気持ちになったのをおもいだした。

私が男の子だったら、

イチローみたいになりたいんだね」

とストレートに受け止めてもらえたのだろうけど、なんでそんな私が女というだけでそんな性愛みたいな話に持っていかれるんだろうと息苦しく感じた。

雑な色分けで黒く塗り潰された日。

 

と、書いたところでぺこりゅうちぇるがゲストの徹子の部屋がはじまった。

無国籍なかんじのゲストに優しい番組だとおもう。徹子の部屋

芸人のひとがゲストの時がぎくしゃくする時はたぶん、芸人のひとがあまりにも徹子さんにお笑いやバラエティや芸人社会の文脈を徹子さんに強制しようとする時なんだとおもう。

 

ぺこりゅうちぇるの徹子の部屋は、よかった。

世界に対して自分ができることは常に、自分ひとり分の何かだなあとおもって。

自分が自分で在り続けること。

好きなものを好きだということ。

欲しいものは手に入れようとすること。

いらないものを自分の身に近づけないこと。

説明することを惜しまないこと。

 

りゅうちぇるの、説明することを惜しまず、そしてそれをできるだけにポップに明るく可愛く伝えようとする姿はすごく格好よかった。

言わなくてもわかってよ!なんて、多様性の世界を望むのであればなおのことそんなの甘えだよね。

そう言葉にしているわけではないけれど、りゅうちぇるの姿はそれを言外に強く語っていた。