「被害を受ける状況を作り出したお前も悪い」と言ってはいけない理由

電車に乗ってたら、泥酔したように座席で寝ていたお客さんがいた。

たぶん酔っ払いなんだろう、酔っ払いなんだろうけど、もし体調不良なんだったら?

でもここで心配して話しかけたりして、なんか例えばおかしい人で殴られたりしたら、

「見ず知らずの、泥酔してるらしき男に声をかけたお前も悪い」

って話になるんだろう。

 

自己啓発本もそのへんの人も二言目にはやれ、自己責任論。

でも、それで自分がマジで具合悪くて気を失ってるんだとして、酔っ払いだと思って誰も声かけてくれなかったせいで症状が重篤になった時、それでも同じこと言える?

長生きし続けたら全員必ず誰かの手を借りなければいけない日が来るけど、その時に

「見知らぬ人に親切心で声かけて何か事件に巻き込まれたら嫌だから声かけないどこう」

ってなって助けてもらえなかったとして、それは歳とった自分が悪いのだから仕方がないって本当に思えるか

 

ていうかそもそも酔っ払いだから自己責任だから放置しといていいみたいな価値観も本来間違っているはず

 

困ってる人に迷わず手を差し伸べられる・自分が困っている時に手を差し伸べてもらえる世の中は、「いかなる状況にあっても被害者に被害を受けた責任というものは一切なく、すべての責めを負うべきなのは加害者」

っていう共通認識が社会の構成員全員にある世の中だよ。

 

ほんとに全てが自己責任なんだったら、社会に参加する意味ないよ。