『お前に頼らなくても生きて行けるよ』といつでも言えるように

「歌わなければ生きて行けない」

何かに殉死して行こうとしていく人にいつも憧れを持ちながら、でも全くそういう志向性を持った生き方をしてこなかったなとふと思った。

学歴至上主義みたいな高校に入ったら、「推薦で芸大に入る奴はこの学校始まって以来だ」と言われる結末を迎え、芸大に入り、後、友人の紹介で芸能界のはじっこみたいな場所で数月バイトさせてもらったら、「この業界にすがりつかなければ生きて行けませんと言うのは最悪だな」と思って(バイト自体は楽しかった)

会社員になったけど、別に新卒で入った会社に定年まで働くとは必ずしも限らないという気持ちで毎日いるし。

 

 

「私は◎◎なしでは生きて行けない」

という人を搾取しようとする人間や産業が多すぎるんだ。そして私は搾取されるのは嫌だ。私はいつでも『お前に頼らなくても生きて行ける』と言える自分でいたい。

 

ただ、私の傍らにはいつも音楽、文学、演劇、絵、なにかしらの芸術があって。

『お前に頼らなくても生きて行ける』といつでも言えるように

そうやって生きて行けば生きて行くほど、芸術という神様がいつもそばにあったから生きて来れた、生きている。逆説的にそう感じる。