ばんそうこうは偉大。

仕事してて、紙で勢いよくスパーン!と指を切ってしまってばんそうこうを貼った。

ばんそうこう、あれは傷口に貼ってるようで、ほんとは心に貼ってるものだね、と久しぶりに使っておもった。

「ちょっと気を付ければ痛い思いをせずに済んだのに」と傷口を見るたび痛んでしまう気持ちにばんそうこうを貼っている。

傷が早く治るばんそうこうとかじゃない普通のばんそうこうに、そんなに意味はない、むしろ傷が乾燥しづらくなるからちょっとの切り傷なんかに貼るのは逆効果だとわかっていても、これからもあの普通のばんそうこうはなくならないだろう。

可愛い治療用アイテム(?)って基本あんまり見たことないけど、可愛いばんそうこうは一杯あるのは、たぶんそのへんも関係あるんだろうな。

 

根本的な解決にはならなかったとしても、でも一時的にでも痛みを忘れさせてくれること、やめようと思っても「もっと気を付けていればこんな傷を作らずに済んだのかもしれない」感じてしまう罪悪感にそっと目隠しをしてくれるばんそうこうは、偉大。実際の傷を治そうとするのも、どうしたら同じ傷を作らないで考えるのも、少し時間が経ってまず心の切り傷に「つ」が出来てからでも全然遅くないのだから。

 

傷ついた人自身に根本的な解決や原因の追究を求めるひとを見るたびに、私はばんそうこうの偉大さを思い出す。