ビバラポップ!やるせない夜、間に合わなかった気持ち、その全てが報われる日。

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上の私の一日のツイートまとめを見てもらえればわかると思いますが、まずもう本当に1日楽しかった!!

このブログにはツイッターに書ききれなかったことを書きます。

 

午前中一発目のライブがこぶしファクトリーだったんだけど、なんか、大森さんがコラボでステージに上がる前から、何も目に見えないのにすごくメンバーに対する大森さん達からの愛をひしひしと感じたのね…。ライブももちろん素晴らしかったし。

野外ステージも綺麗に飾られてて、登場SEもメインステージと全く同じもの使ってて、

「できるだけメインステージと対等に輝けるように」「ライブ目当てじゃなくけやき広場に来ているお客さん達に彼女達の存在が届くように」

という愛を感じた。

 

そしてせのしすたぁ/最高じぇねれーしょんのまおちゃんがつぶやいてて知ったんだけど、大森さんから出演者一組一組にコメントカードをあげたんだって

 

 

極め付けは、やっぱり終盤。

欅坂46のライブが終わって、欅目当てだったお客さんたちがどんどんスタンドや場外に流れてくる中、私は大森さんをアリーナで見るために、人の流れに逆流するようにステージ方向へ向かおうとすると、センターステージに上がった大森さんはギターをかき鳴らして歌った。選曲は、欅坂46サイレントマジョリティー。

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人が溢れた交差点をどこへ行く?(押し流され)

似たような服を着て似たような表情で…

群れの中に紛れるように歩いてる(疑わずに)

誰かと違うことに何をためらうのだろう

先行く人が振り返り列を乱すなとルールを説くけどその目は死んでいる

リアルタイムな自分の状況との妙なマッチ具合になにこれ、なにこれ、と思いつつ、こちらへ向かって来る大量の人の間をすり抜けてアリーナ前方へ辿りつく。

欅坂46のことが好きな人達に対して、どんな声で歌えば足を止めてくれるだろうと、考えないわけではないだろう、だけど大森さんは自分のファンしかいないワンマンで歌うのと同じように、今日もやっぱりあまりにも全てを剥き出しに、こんなに自分を曝け出してもしも嫌われてしまったら、笑われてしまったら再起不能なぐらいに傷ついてしまいそうな危うい全力さで持って、欅のファンの人達の背中に向かって歌った。

後から思えば、大森さんの弾き語りのステージは愛のためでしかなかった。フェスに初めて出て歌う道重さんにきっと、多くの人々がステージに背中を向けて去ろうとしている中で歌わせたくなかったんだ。自分の全力のパフォーマンスで持って、道重さんのライブへ繋ぎたかった。

それと同時に私は前日の大森さんのツイートも頭をよぎった。

 大森さんは、好きな人達の出演が例えこの瞬間終わっていたとしてもまだどうしてもこの場所に最後まで残っていて欲しいということを、言葉でなくて自分のパフォーマンスであの場にいた人達に伝えたかったんじゃないかと、あのシチュエーションで一曲目にサイマジョを選び1億パーセントのエネルギーでもって歌った姿を見ておもった。

 

死神、ハンドメイドホームと歌い、

「好きな人に作ったラブソングです」と言って「ミッドナイト清純異性交遊」を歌った。

アンダーグラウンドから君の指まで遠くはないのさ

このすぐ後にその好きな人のライブが控えている、そう思っただけでこみ上げるものがあったけどぐっとこらえていると唐突に曲が終わり、登場SEが流れて、画面に

道重さゆみという文字が現れた瞬間、SEに重ねて大森さんが

道重さゆみ!」

と呼んだ。

状況が飲み込めないまま暗転したステージにさゆが立っていた。ぱっと照明がついて道重さんは歌った。

好きだな君が

なぜかわからん

好きだな君が

全部好きだ

ミッドナイト清純異性交遊リリース当時の大森さんはまだメジャーデビューすらしていない頃で、素晴らしい曲だったけどこの珠玉のラブソングに対して、まさか道重さんから「好きだな君が なぜかわからん」って声が帰って来る日がまさかくると思ってなくて、もう込み上げて来たものが溢れて止まらなくなってしまった。私まで全てが報われたような気になってしまった。

でもさゆのことを知っているひとなら誰だって知っているけど、道重さんは道重さんヲタクみんなのことが大好きだ。だから大森さんの存在や歌が道重さんに届こうが届きまいが最初からその答えは変わらなかったはずだ。

だけどその答えを確かめることができたのは、届くことができたからで…。

 

 

何も楽しいことがないしこの先の未来にも楽しいことがある気がしない、あったとしてもそれが今じゃないのなら何も意味がないと本気で思っていた10年前の高校時代、ロンハーに出てヒール役を買っていたさゆを見て「一体この子はライブではどんなパフォーマンスをしているんだ?」と思ったのきっかけにモーニング娘。のライブDVDを買った。そこでのさゆはすごく格好良く可愛く、アイドルをやっていて、モーニング娘。を好きになってもらうためにあえてバラエティでヒール役を買っているんだ、というさゆの姿も、当時のモーニング娘。のことも大好きになってしまって、それまでどちらかといえばアンチアイドルだったのに、アイドルがめちゃくちゃ格好いい職業だと知ってしまった。テレビはつまらない、娯楽はイオンか本屋かTSUTAYAぐらいしかない絶望地方都市で生きる私の数少ない救いが、モーニング娘。になった瞬間だった。

 

シークレットゲストの高橋愛ちゃんが登場して二人で歌ってるのを見て、私の鬱屈した高校時代まで報われてしまった。

 

高橋愛ちゃんとさゆが二人ともモーニング娘。に所属していたころ、メインボーカルは愛ちゃんとれいなってかんじで、さゆはどちらかというと影で支えつつ、セリフ部分や「AH」「HA」とか歌詞じゃないとこに歌唱パートが割り振られる飛び道具タイプだった。そんなさゆが、愛ちゃんと肩を並べて対等に輝いている姿を見て胸に迫るものがあったし、なんか、間に合わなかったと思っていたことが間に合うことがあるんだなと思った。

私は、愛ちゃんとさゆを生で見るのはこの日が初めてだった。

 

その後愛ちゃんは一曲ソロでSEXY BOY~そよ風に寄り添って~をソロで歌った後、ステージを去り、さゆが一人で歌って、さゆのステージが終わった。

 

すぐに、大森さんと各アーティストとのコラボステージがはじまった。

あー、このコラボステージも本当に本当に素晴らしかった…。

どれもよかったけど、まず印象的だったのはあのちゃんとの「非国民的ヒーロー」。それから、長濱ねるちゃんとの「絶対彼女」これがもう超可愛くって「歌詞に新しいワンピースってあったから、私服の新しいワンピース着て来たんです…。」ってMCで言ってて、はーー、こんなに可愛い生き物が実在すんのかよ…って感じだった。

でも同時に私の頭の中では「君に届くな」が流れていて

好きだけど 届くな それが幸せ

お願い、大森さんのざらざらした気持ち、ひとつも届かないまま「絶対彼女」を歌っていて

という祈りが脳裏で滲んだ。

 

道重さんとのコラボ、MC、最後の残った出演者全員での「ミッドナイト清純異性交遊」、長い長い漫画の最終巻、最終話みたいな、幸せなクライマックスだった。やるせないことばかりだった過去、日常、その全てがまるごと報われてしまうような。

 

だけどまたGW明けの今日がある。生きてるってことは一期は面白かったのにつまらない二期、惰性の続編、ヘイトは相変わらずたまり続ける、そんなんばっかりだけど、ねえだけどこんな一日にまた巡り合えることができるなら。

 

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