primal.通常版/BiS-新生アイドル研究会-

シングルです。2枚買ったんですが、トレカはプールイさんとのんちゃんでした。
BiSは最初パフォーマンスとヲタの熱さに惹かれてファンになったけれど、このシングルを聴いて改めて楽曲の良さに気が付きました。
作詞がBiSメンバー名義。

・primal.
過去から今までを振り返るような曲。年末リリースにぴったりだと思う。
音やメロディーも格好良くて好きなのだけれど、BiSメンバーが共作して作った歌詞も好きです。
「靴ずれした両足でここに立っていたいんだ」
はユケちゃんの言葉だそうで、ああ、彼女らしいなあと思います。
BiSは色んな意味で、いつ解散してしまってもおかしくないなっていう雰囲気を持ってる。今この一瞬の輝きがある。
傷だらけになりながら、不安を抱えたまま、明日を信じることが出来ない日もあって、だけど夢を見てこの1年間BiSは走り抜けてきたんだなあっていうのがすごく伝わって来ます。

見えない 聞かない 感じないふりして 泣いたりしたけど


という歌詞と

繰り返す思い出は 振り向かずに駆け抜けてきた
揺れながら見た夢は
答えのない明日問いかけてきた


という歌詞がとても好き。
過去から今までについてはそんな風に書きつづられているんだけど、未来へのことは

今度は何をほら食べようか


という一言しかなくて。過去や今には色んな傷痕を残しているのに未来に対しては「今度は何をほら食べようか」とだけ繋げている。
それが淡々としていて、でも貪欲で、図太くて、どこか希望を持っていて、少し優しくて。
その感じがBiSらしくて絶妙だと思います。


・eat it
primal.の歌詞の最後「今度は何をほら食べようか」からのeat it
曲調はとにかく格好いい!激しい!
最後のユケちゃんの絶叫が最高。
あの絶叫が聞けるのも2011年で終わりなのよね…。

作詞はユフちゃん。「初恋のあの人、食べちゃいたいくらい可愛い。好き。」
というちょっと病的なくらい一途で激しいラブソング。歌詞と曲調のギャップが良いと思う。
ちょっとストーカー気質なとこが良い。男に生まれたらこういう面倒くさそうな女の子と付き合いたかったです。

ねぇ でも そういえば
隣にいた きれいな人は
I don't wanna see 好きじゃないな あぁ食べちゃいたい


という最後の歌詞。語感というか、言葉とリズムとの噛みあい方もすごい好きだし
このぐらいストレートな焼きもちの焼き方はいっそすがすがしい。


・KFC
暖かくて穏やかで、だけどちょっとどこか切ないクリスマスの曲。
歌詞はのんちゃん。彼女自身と同じように、歌詞もどこか不思議。掴めない。

こんな感じの情景描写や比喩に溢れた歌詞は好きです。
情景描写や比喩の隙間から核心がちょっとだけのぞく感じ。

ソリが壊れてしまいそうな 数の思い出抱きしめて
走る、銀の粉舞うところ
1年分のスキを ただ しまいこむのさ


っていう歌詞が特に好き。


・YAH YAH YAH
言わずと知れたチャゲアスの名曲です。
このアレンジ好きです。世代的なせいもあるかもしれませんが、こっちの方がすっと入って来ます。
BiSはアイドルなのになんかこういう泥くさい曲が良く似合います。
元気もらえます。

生きることは哀しいかい 信じる言葉はないかい
わずかな力が沈まぬ限り 涙はいつも振り切れる

素敵なシングルです。